田舎の代名詞、青森県が人気の観光地になった理由

2019年11月21日

 

大型連休は各地で多くの観光客で賑わっています。

その中で今回注目したのは私にも縁がある青森県

青森のイメージといえば、田舎雪国貧しい短命などの負のイメージを持たれる方が多いと思います。

でもイメージというのは行ったことがない人が持つものであって、実際行ってみると180度イメージを覆されることもあります。

実際雪深く、もちろん都会に比べれば田舎であり、所得も低い方だと思います。

しかしそこが面白いのが青森県

県内には雪がほとんど降らない地域もあったり、比較的大きな街が複数あったり、所得も比較的高い地域もあります。

他にも日本一の祭り:ねぶた祭りや、日本一とされる弘前城桜まつり、日本一の朝市である八戸舘鼻朝市、農水産業であればりんごはもちろんですがシラウオやゴボウ、カシスなんかも日本一だったり色々魅力あるんですね。

都道府県の魅力度ランキングでは47都道府県中17位と負のイメージが強いとはいえ大健闘しています。

2017年年末年始国内旅行ランキング1位(楽天トラベル)、2018年GW人気急上昇ランキング1位(スカイスキャナージャパン)と実際にその影響が出ています。

私自身、弘前城桜祭りに行ってきましたが、やはり観光客の数は他を圧倒していて、ホテルの空室も全くありませんでした。※近隣にて宿泊

また台湾や中国、オーストラリアからの団体も多く海外からの注目も高くなっています。

 




 

外国人観光客からも注目を浴びる理由

先日、青森県弘前市に桜を観に行きました。

日本一と評される桜祭りはやはり素晴らしかったわけなんですが、一番気になったのが海外の観光客が多かったという事です。

東北地方の訪日外国人(インバウンド)観光で観光庁が発表した宿泊旅行統計によると、2017年1~10月の青森県の外国人延べ宿泊者数は東北トップを維持。

17年1~10月の東北地方の訪日外国人はトップの青森で19万6千人

宮城(18万5千人)、岩手(14万9千人)と続いています。

震災の2010年は青森は東北で5位だったのですが、徐々に順位を上げてトップに躍り出ました。

主な理由としては北海道新幹線開業大型客船の増加や青森空港初の中国定期便となるの青森―天津線の就航です。

しかしこれだけ交通がしっかりしていても魅力が無ければ誰も来ません。

そこで青森県は「立体観光」という秘策を打ち出しました。

簡単に言えば外国人に人気の北海道から観光客を引っ張ってこようという事です。

これは北海道に近い青森県ならではの秘策です。

青森県といえば大都市圏から遠く、経済や観光面でも不利な状況でした。

国内旅行者からは「青森に行くくらいなら北海道」なんて事も言われてたようです。

しかしその地理的デメリットを上手く利用しようと考えたわけです。

北海道から青森県へは陸海空全ての交通手段が利用できます。

その交通手段を使い北海道とセットで来てもらうという作戦が上手く成功したのです。

実際スキーで北海道を毎回訪れていた外国人も「意外と青森でスキーもいいじゃん」となりリピーターになった人もいるそうですし、北海道の函館市は朝市や洋館で人気の観光地ですが、青森県八戸市の朝市は日本一の規模を誇りますし、洋館なら弘前市だって負けてはいません。

県知事自らリンゴ片手に台湾などにPRに行ったりしているのも功を奏しています。

もちろん国内旅行で青森を選ぶ人も多くなっているのも現実で、観光地はとても賑わっている印象でした。

 




 

キリストの墓にピラミッド、そして実は日本の中央!?

青森県で有名な歴史スポットといえば三内丸山遺跡です。

みなさんご存知の通り、教科書には当たり前ってほど載っているわけですが、教科書にも載っていない謎の歴史スポットや観光名所などもこの地には多くあります。

例えばキリストの墓。

この標識、違和感でしかありませんが実際に青森県新郷村あります。

キリストといえばゴルゴダの丘で処刑されるわけですが、実は処刑されず青森の田舎の村にやってきたという伝承があります。

この地帯は元々、戸来村(へらいむら)と呼ばれヘブライと関係あるとかないとか。

子供の額に十字架を書く風習もあったり、旧家の家紋がダビデの星に似ているとか似てないとか。

とりあえずその場所にはキリストの墓と思われる十字架と記念館的な施設、あとはちょっとした遊歩道があります。

去年夏頃行きましたがとても雰囲気の良い場所だったし、周辺はとても平和的な村でした。

ただこのキリスト青森来県説、世界的に認められていない説らしいので信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

 

これがピラミッド。↓↓

小高い山の上に複数の岩があります。

信仰に使われていたそうなんですが、エジプトのピラミッドをイメージしてくると「あれ?」って感じになりますけども、何もない山の上に複数の巨岩がある光景を目の当たりにするととても不思議で、これがピラミッドなのかどうかすらもどうでも良くなります(笑)

 

これが日本中央の碑。↓↓

うっすらと「日本中央」と書かれた巨岩が青森県東北町で見つかりました。

これはなんぞや?って話ですが簡単に説明すると、昔、坂上田村麻呂が矢で「日本中央」と大きな岩(つぼのいしぶみ)に書いたんですが誰もどこにあるか分からない状態でした。

事の発端はその地域の神社に「1000人で運んだ岩を神社地下に埋めた」という伝説があり、1876年に地下を掘ってみたものの何も出てこなかったのですが、1949年その神社近くに住む人が谷底に落ちていた巨石をひっくり返すと「日本中央」と書かれていました。

これが坂上田村麻呂が文字を書いた巨石「つぼのいしぶみ」ではないかと多くの人が思ったわけです。

しかし過去には宮城県でも発見されており、どちらも本物と断定されてないのが事実。

そもそも青森県に坂上田村麻呂が来たという記述もなく、やけにハッキリとした綺麗な字で書かれてるので疑わしいのですが、実際近くには「坪」という集落があったり、近くを流れる坪川の谷底に巨石が眠っているという記述が発見前の江戸時代にもあったりと、もしかしたらという部分もあります。

ちなみに「日本」と書いて「ひのもと」と読みます。

これは昔の奥州(東北地方)を「ひのもと」と呼んでいたそうで当時この地域は蝦夷の人々(関東・東北・北海道)が住んでおり、その中央であったことから書かれた物なのかは不明です。

 

他にも霊が集まるという恐山や中世に大きな港湾都市があったとされる十三湖など色々な伝承があり神秘的で不思議な県なんです。

ガイドマップには小さく載ってたり載ってなかったりと見落としがちですが、多くのスポットがあります。

そうゆう不思議ポイントが多いのも青森の魅力であり、観光客が増えてる理由の一つではないでしょうか。

 

これからも目が離せない青森県

今回、有名祭りや観光地は出来るだけ省いて記事を書きましたが、もちろんねぶた祭・三社大祭などの有名祭りや奥入瀬渓流・八甲田山などの観光地もたくさんあります。

自らのデメリットを検証しメリットに繋げていく姿勢、インバウンドという時代の流れを上手く掴む先見性は見習わないといけないですね。

これからの夏祭りシーズン・夏休みや冬休み、GWやSWなどの長期休みは青森旅行いかがでしょうか?

田舎の代名詞であった青森県が日本有数の観光県に成り上がる日も来るかもしれません。

 

興味を持った方は青森県のウェブサイトを貼っておきます。

皆さん、ぜひ青森県にお越しください!




プロフィール

年収180万円の低所得者で、転職6回の日本の底辺代表。人生経験と人脈だけはまぁまぁあります。副業が大好き。底辺の頂点目指しています。気軽にコメントどうぞ!

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