子供ばかり給付金貰ってズルい?
給付金よりも仕事くれ、カスカスです。
さて先日のニュースで、自民・公明の与党が子育て世帯への10万円給付を決定しました。
これに対しネットでは、
・子供ばかりおかしくないか?
・子供のいない家庭は見捨てるのか?
といった反発の声が挙がっています。
確かにコロナで困っているのは子育て世帯だけではないし、コロナ以前から困っている人もいるわけで。
まぁ、批判を浴びても仕方ないでしょう。
そんな世の中の声である『子供ばかり給付金貰ってズルい』という事について考えてみたいと思います。
子供ばかり給付金貰ってズルい?
今回、与党が決めた給付金は以下の通り。
・現金5万円+クーポン5万円
・世帯主の年収960万円未満
2021年11月10日時点
簡単に言えば、子育て世帯の大半は10万円相当の何かが貰えるってことです。
個人的に、これについては賛成。
将来の日本の担う子供たちを育てている子育て世帯に、税金は使ってもいいと思っています。
ですが今回の給付金に対して、「ズルい」という声が挙がっている。
その気持ちも分かる。
そもそもコロナによる生活困窮者は、子育て世帯よりも独身世帯の方が多いと思う。
子育て世帯は片方が職を失っても、片方が働いていればなんとかなる。
しかし独身が職を失えば、一文無しで生活苦。
誰にも頼ることができないし、支えてくれる人もいない。

カスカス
しかも世帯主の年収960万未満って、私からすれば世帯主の年収300万以上でも多く感じる。
もっと基準を下げてもいいような・・・。
もちろん少子化などで子供への支援を手厚くしたい政府の気持ちも分かるが、コロナ関連の給付と考えた時に子育て世帯に限定するのはちょっと違う気がする。
ただ「子供だけズルい」と思うのは、ただ10万円が欲しいだけな奴の考え。
本当に困っている人は、「ズルい」ではなく「おかしい」と思っているはず。
どこまでが生活困窮者かを選別するのは大変だろうが、本当に困っている人にお金が配られるべきだと思います。
クーポンに文句を言う子育て世帯に物申す
Twitterとかを見ているとこんな声があります。
と。
当初、現金10万円を子育て世帯に配るという話でしたが、自公の会談で現金5万+クーポン5万になった。
これに対し、子育て世帯は激怒。
でもちょっと待てよ、と。
貰えない側からすれば「貰えるだけマシだろ」と思う。
これに対し、子育て世帯はこう言うだろう。
「こっちは子供を育ててお金がかかってるんだから当たり前でしょ?」と。
確かに子供を育てるのにはお金がかかる。
だけど我々もそうだが、どの家庭も苦しい中で育ててきたし育てられてきた。

カスカス
今回コロナで給付金が決まったわけだが、元々は貰えなかったお金。
そう考えれば、クーポンだろうがなんだろうが貰えるだけ十分ではないだろうか?

カスカス
最後に
個人的には子育て世帯への給付は賛成です。
それはコロナうんぬんではなく、少子化が進む日本において子育て世帯への支援は絶対必要。
ただ今回はコロナ絡みの給付なわけで、生活困窮者うんぬんの問題解決にはつながらないと思います。
しかし“給付金”という言葉を使えば、必ずどこかでズルいと文句は出る。
どこまでが生活困窮者かもわからないし、生活の仕方でも変わってくる。

カスカス
だったら金を配らずに、別な形で支援した方がいいのではないでしょうか。
私の小さい頭では思いつきませんが、頭のいい永田町の方々ならいい案が思いつくはずです。

カスカス
ディスカッション
コメント一覧
私は、25歳で大学病院勤務無給、27歳で子供をもうけました。児童手当なし、学童保育なし、マタハラ、パワハラ横行ので平成時代、二人目の子供なんて持てません。ベビーシッター代金のために、勤務時間以外でバイト、最終電車が混み合っていた事を覚えています。今の人たちは恵まれています。60歳を越えた今今度は老人の医療費から子育て世帯へお金が流れる。不満です、
コメントありがとうございます。
今は子育て世帯への支援が手厚いですからね。
それに甘えてしまっている若い人も多いと思います。
60代と言えば、私の母親と同じ世代。
母子家庭でパートしながら、私と妹を育て上げました。
今みたいな支援があれば、もう少し楽できたのではないかと思っています。
日本は、おかしくなって、いませんか?おかねをばらまくんじゃなくって、本当に、困ったひとに、お金を融通しなきゃいけないと思う。若い人は、働く事が出きるけど、仕事出来ない、お爺ちゃんお婆ちゃんに、給付金を出すべきです。次に、出す人は、仕事をしたくっても、動けない人ですね。子供には、親が、働いているんだけど、母子家庭の方に、給付金出すべきです。なんでも、かんでも、税金の無駄ずかいは、辞めて欲しいですね。
コメントありがとうございます。
コロナ禍でバラマキが増えましたね。
賛否あると思うので、どこにどの程度支援するべきかは言いませんが、本当に必要な人に渡って欲しいと思います。
そりゃ誰だってお金は欲しいものですが、そこは支え合うべきかと思います。