新型コロナによるリストラへの覚悟を決める記事
日本の経済がどうなろうが底辺という立ち位置は変わらない、カスカスです。
さて連日、新型コロナウイルスによる経済への悪影響が毎日のようにニュースで取り上げられていますが、ウイルス感染よりもこちらの経済にビクビクしている人も多いのではないでしょうか?
これからどう経済に影響があるかというのは素人には全く分かりませんが、多くの学校・お店で休校や営業自粛していたり中国からの部品の供給ストップで工場生産が滞っている現状を見れば、今後の日本経済に大きなマイナスがでてくることは素人でも分かります。
私自身リーマンショックの影響を就活で受けた一人ですが、今回のコロナショックはリーマンショック以上とも言われています。
リーマンショック以上ということは・・・非正規雇用はもちろん正社員を含めたかなりのリストラが増えると予想されます。
この記事では新型コロナが原因で経験したことがない日本経済の悪化がくると予想し、リストラへの覚悟をお話をしていきたいと思います。
リーマンショック以上のリストラが起きる?
「自分にリストラは関係ない」と思っているそこのあなた。
これは他人ごとではないかもしれませんよ?
まずリーマンショックでのリストラを振り返ってみましょう。
リーマンショックは2008年から起きた世界的な金融危機ですが、その影響が響き2009年に約2万3000人がリストラされたといわれています。
その後は1万人程度のリストラから1万人以下の水準まで落ち着いてきましたが、2019年6年ぶりにリストラが1万人突破したそうなんです。
つまりどういうことかというと、コロナショックが起きる前にすでに大量リストラが行われていたわけです。
それに拍車をかけるかのように今回のコロナショック。
まだ影響はハッキリと見えていませんが、リーマンショックはアメリカ発なので日本への影響はそれでも最小限に抑えられたといわれています。
しかし今回の新型コロナによるコロナショックは中国依存が強い日本にとって影響大と考えており、すでに影響が出ている観光業を見ても分かると思いますが、観光業や販売業、製造業を中心にリーマンショック以上のリストラが起きるのではないかと思っています。
もちろん空振りしてくれることを期待していますが、なんせ相手は未知のウイルスですからね・・・。
相手が悪すぎました。
リストラだけでなく、倒産の危機も
もちろんリストラだけではありません。
勤めている会社の『倒産』を考えなくてはいけないでしょう。
実はリストラよりも会社の倒産の方が現実的かもしれません。
6月3日までにコロナ関連倒産が全国で210件というニュースがありました。
休業と外出自粛の影響からか、宿泊業・飲食業・アパレル業の倒産が目立っているそうです。
やは蓄えの少ないであろう業種から倒産しているようで、今後この状況が長引けば、資金力に余裕のある他の業種にも影響が出てきそうですね。
地元では「えっあの会社も!?」って思うようなところもコロナ倒産しましたので、いつ何が起きてもおかしくないでしょう。
新型コロナの収束がカギ?
リーマンショック以上に経済が悪化すると言われていますが、そうならないためには新型コロナの収束がカギになります。
つかそれしかないっしょ?
収束と言っても専門家が言うように年内の完全収束は難しいと思います。
まぁインフルも風邪も定期的に出てくるようにウイルスの完全消滅って無理なわけですが、感染症の収束で大事になるのは治療薬。
それがないことには先が見えない不安が大きく、どんなに「コロナはインフルより致死率低いよ」って言っても説得力がありません。
まずは治療薬ができるか否かが肝になるでしょう。
そして2021年に延期になった東京オリンピック。
いくら延期になったと言っても、それもその時までに新型コロナが収束するかしないかが重要。
もし仮に来年も中止となれば、色々込みで7.8兆円の経済損失があると発表され、期待されていた長期の経済効果を含めると30兆円近くの経済的損失が見込まれるそうです。
桃鉄で言えば桃太郎ランドがめちゃくちゃ買えるということだけしか金額的にイメージが湧きませんが、とにかくヤバいということは分かります。
とにもかくにも新型コロナが収束しない事には何も始まりませんので、今後の動きで経済悪化に歯止めがかかるか拍車がかかるの2択しかないでしょう。
新型コロナによるリストラへの覚悟を決めておこう
「自分は大手企業だし大丈夫!」
その考えは甘すぎます。
ニュースで「希望退職募集」とか「早期退職募集」というのを見たことありませんか?
あれって即クビとかではない、形を変えたリストラなんです。
2018年度の決算で過去最高益を挙げた大手のキリンホールディングスですら45歳以上の早期退職を募集しているくらいなので、大手企業だからって安心はできないわけです。
もちろん一番大変なのは、中小企業。
大手の恩恵を受けている会社も多いので、大手が崩れればドミノのように倒れていくと思います。
そんな時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。
って事で、万が一のリストラへの覚悟を決めておきましょう。
第二の家を探しておく
リストラされて困るのが住む家。
家賃を支払って住んでいる人にとって、リストラというのは住む家を奪われるようなもの。
人によっては会社の借り上げで住んでる場合もあるはずです。
そこで今住んでいる家よりも家賃が安い家を探すとか、お金に余裕があるのなら持ち家を買うなどの方法を事前にとっておくといいかもしれません。
実家には連絡しておく
第二の家として候補に挙がるのが実家。
しかし一度実家を出ると、戻りづらい雰囲気だったり、兄夫婦や弟夫婦などの兄弟に占拠されてしまっているという人も多いはずです。
そこで万が一の時のためにも、実家に連絡しておいていつでも帰れる雰囲気を作っておく必要があるでしょう。
実家なら最悪生活費は浮きますからね。
実家がない人は・・・ご愁傷様です。
今のうちに副業を探しておく
本業で何かあった時のリスク分散として、以前から注目を浴びていた副業。
未だに副業を馬鹿にしている人も多いですが、もしもの時に副業をやっていると強いです。
本業で食えなくなれば収入はゼロになりますが、軌道に乗っている副業があれば少なくともゼロにはなりません。
なので今からでも副業を見つけておく必要はあると思います。
まだ軌道に乗っていない人も、何もやっていない人よりかはリスクの分散が出来ていると思うので、リストラになっても少しは冷静になれるはずです。
一応求人サイトを見ておく
安定した仕事をしていると『仕事を探す』という行動は頭にないと思います。
しかし急にリストラになって慌ててハローワークや求人サイトを見ても、慣れていないと探すのに手間取ってしまうと思います。
そこでどんなに安定した仕事に就いていたとしても、一応求人サイトを見て「こんな仕事があるんだ」とか「この仕事だったら自分に合いそう」など予めチェックしておいたほうがいいです。
そうすればリストラになっても慌てずに、求職活動に移れるかと思います。
人脈を築いておく
どんなに経済が悪化しても役に立つのが人脈。
リーマンショックで就職難だった時期でも、人脈で仕事が見つかった人がたくさんいます。
『人脈は力なり』という言葉がありますが、まさにそうだと思います。
万が一のリストラのために、今のうちに友人・知人などを増やし人脈を築いていった方がいいですよ。
生活水準を下げる練習をする
リストラを食らって一番困るのが金銭感覚。
例えば年収1000万の人がリストラされたとき、年収1000万の生活水準から年収0円の生活水準にすることって難しいと思います。
どうしても同じ感覚でお金を使ってしまうし、何もかもが嫌になるはずです。
そこでどんなに高い年収を得ていても、生活水準を下げる練習をすることをオススメします。
私のように年収180万円でも生活している人もいるわけで、多少落とした程度では死にませんし生きていけます。
急に年収0になった時、パニックにならないように低い生活水準に慣れておく必要もあると思います。
私はリストラへの覚悟を決めました
新型コロナが拡大し日本の経済がこのまま悪化し続ければ、私のような非正規雇用はいち早く整理されるでしょう。
それは当たり前。
だって非正規雇用は有期雇用契約だから会社の方針に従わなければなりません。
冗談抜きにこのままではリストラ対象。
ということで、私は覚悟を決めました。
というかいつかは来るであろう事なので、まぁ仕方ないかなと。
上記で書いたことは全て実行済み。
何もないに越したことはないですが、最低限の準備は必要。
あとはXデーを迎えるだけ。
戦う準備はできた。
みなさんも覚悟だけはしておいた方がいいかもしれませんよ?
新卒採用取り消しも発生した
2020年3月13日の政府会見で、「新型コロナによる企業の採用内定取り消しがあった」と明らかになりました。
取り消すほどの経済力が無ければ採用するなと言いたいところですが、これが現実。
今回採用取り消しを受けたのが高校生らしいですが、若い人でも採用取り消しが発生するくらいだから、30代以上のリストラなんて抵抗なく出来てしまうと思います。
過去記事でも言いましたが、企業にとって我々はペットつまり社畜でしかありません。
会社のいいように扱われているだけ。
「会社から信用されてる」そんな甘い気持ちで働いていると後悔しますよ?
新型コロナの影響次第では『明日は我が身』と思え
今回の新型コロナは、なるべくしてなったリーマンショックとは比べられないほどの経済への悪影響があると予想されます。
それは今までに経験したことがないようなことが起こっているからです。
これはリーマンそして東日本大震災以上だと思っています。
大中小関係なく、リストラや倒産・経営難への危機感を持っていた方がいいかと思います。
危機感を持つと持たないでは精神面で大きく違います。
急に「明日から来なくていいから」ってことは少ないと思いますが、リストラを全く考えていなかった人に早期退職募集の連絡が来たら不安で寝れなくなると思います。
『明日は我が身』と事前にリストラされた時の対処法を考える、つまりリスクヘッジしておくことも大事といえるでしょう。

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