なぜ若者が『死の恐怖』を感じてしまうのか?【和らげる方法も】
死ぬことを恐れて夜眠れなくなる、カスカスです。
さて、みなさんは自分の『死』について考えたことがあるでしょうか?
私はよく寝る前に、
「死んだらどうなるんだろう」
「死ぬってどんな感じなんだろう」
と「死」について急に恐怖を感じることがあります。

カスカス
普通に生活していれば『死』とは無縁に見える若者ほど、死の恐怖に悩む人も多いというデータもあります。
そんな『死』について、30代の私カスカスが考えてみようと思います。
※カテゴリは30代にしていますが、若者=30代以下と考えてください。
『死の恐怖』を感じてしまう理由
たぶん皆さんの中には、

世間の声

世間の声
って思う人もいるかもしれません。
ですが若くても死の恐怖を感じて、パニック障害やうつ病になったりする事例も少なからずあります。
こういった死の恐怖に関する悩みは10代でも起こるそうです。
若者たちはどんなことに死の恐怖を感じてしまうのか、その理由を3つ考えてみました。
いつ死ぬか分からない恐怖
まず一つ目が『いつ死ぬか分からない恐怖』です。
国の統計では、30代後半からの死亡率が急激に高くなるらしいんです。
30代の死因としては『自殺・悪性新生物(がん)・不慮の事故』ですが、30代後半になると『自殺・悪性新生物・心疾患』、40代からは『悪性新生物・自殺・心疾患』と徐々に病気が上位に挙がってきます。
悪性新生物とか心疾患とは、検査したら・・気付いたら・・というパターンが多いので、より見えない恐怖を煽ってきます。
10代・20代からしても30代ってまだ自由がきく年代。
そんな年代で急激に死亡率が高くなると思ってしまえば、先が短く感じ、そして恐怖へと変わっていきますよね。
私は30代ですが、20代までの「死の不安」はどちらかというと考えすぎに近い部分がありましたが、データからも分かる通り30代になるとより現実味が帯びてくるわけです。
ほとんどの死因が病気であり、そしてどのタイミングで罹り死ぬか分からない。
だから「死」が怖いんです。
「死」自体に対する恐怖
死ぬってどんな感じなのか?死んだらどうなるんだろう?そんな『「死」自体に対する恐怖』というのもありますね。
確かに「死」というのは誰も経験したことはありませんし、よくイメージされる死後の天国地獄はあくまでも人が作り出したモノにすぎません。

カスカス
分からないからこそ、みんな怖いんです。
だから先人たちは天国のイメージや死後の妄想を作り出して、死の不安を紛らわせようとしていたのかもしれません。
もし死後は全くの「無の世界」だったら、それだけでも怖いですもんね。
10代~30代は身近な人の死に立ち会う場面も多くなっていきます。
年齢を重ねるほど慣れてきますが、そういったことも「死」ということに対する恐怖を強くするのかもしれません。
やりたいことが多いからこその恐怖
死の恐怖を感じる人って、『これからまだやりたいことが多い人』だと思います。
10代なら勉強・就職・恋愛、20代なら仕事・遊び、30代は結婚・出世など、若者にはやりたいことが多いからこそ、この歳で死にたくないという気持ちが死ぬことへの恐怖に変わっていくのかもしれません。
逆にやりたいことがない人は「もうどうでもいいや」ってなりますよね。
よく高齢者で「もう死にてぇな」っていう人もいますが、それはやるべきことをやってしまい、やりたいことが少ないから。
やりたいことが多く残っている人ほど、未来を失う死に対し恐怖を感じやすいのです。
しかも時間というのはあっという間で、気付いたら今の年齢になっていたという人も多いはず。
時間は待ってくれないので、やりたい事が進まない・上手くいかない人ほど、死までのカウントダウンに恐怖を感じます。

カスカス
死の恐怖を和らげる方法
『死の恐怖』を感じて一番困るのは、自分自身です。
眠れなくなったり、ストレスになったり、何するにも集中できなくなったり・・・。
そこで死の恐怖を和らげるためにどうすればいいかをご紹介します。
まず『いつ死ぬか分からない恐怖』を感じている人。
いつ死ぬか分からない恐怖を少しでも和らげるためには、
事が重要になります。
先ほどのデータから分かる通り、若者の死因の大半が『自殺・事故』です。
これらは防げると思うので、残りの死因である『病気』を潰せばいいわけです。
体のありとあらゆる部位を検査し「異常なし」という診断を受けるだけでも安心すると思います。
「ガンだったらどうしよう」「最近食生活が乱れているから怖い」なんて思っているから、病気で死ぬ恐怖を抱えるわけで、異常なしと分かるだけで気持ちが違うはずです。
今の時代は早期発見・早期治療で治ることがほとんど。
恐怖を抱えて辛い思いをするよりも、早めに検査してもらって安心した方が精神的にも良いと思いますね。
次に『「死」自体に対する恐怖』を和らげる方法としては、
ということです。
先ほども言いましたが「死」を経験した人はこの世に存在しないし、死後どうなるかなんて誰も分かりません。
でもそれって生まれる前も一緒で、生まれる前の記憶もなければ母体の中にいる状況を語れる人もいません。
もしかすると「死」と「生」というのは同じようなもので、いつの間にか生まれ、いつの間にか死ぬのだと思うんです。
つまり自然の流れのままやってくるので、死に対して身構える必要はないのかもしれません。
そして死後を真っ暗闇と想像するのではなく、それこそ天国のような花畑的な雰囲気を創造し、死後の状況を前向きに作り出すことも「死の不安」を和らげる方法だと思います。

カスカス
最後の『やりたいことが多いからこその恐怖』。
この恐怖の和らげ方は単純です。
人はいつか必ず死にます。
それは共通です。
しかし死ぬまでにどんな生き方をするかは人それぞれ。
充実した生き方の人もいれば、特に何もしなかった生き方の人もいる。
とにかく最後に「良い人生だった」と言えるような生き方をすることが大切だと思います。
やりたいことをやり切れば、死の恐怖を感じる以上に生きる楽しさを感じるので、知らず知らずのうちに恐怖は薄まっていきます。
死ぬことを恐れないような、いつ死んでも後悔しないような充実した日々を過ごしていきましょう。
恐怖を感じない環境にすることも大事
個人的な見解ですが、死の恐怖って「夜間」に感じやすいと思うんです。
夜って不気味で静かで誰もいないような、まるで死後のイメージのよう。
死について少しでも頭によぎれば、深く考え込んでしまい、恐怖や不安で寝れなくなってしまうこともあります。
なので夜間はできるだけ部屋を暗くしないとか、音楽を流してみるとか、ゲームをしながら寝落ちしてみるとか、恐怖を感じないような環境にすることも大事になってきます。
私自身もできるだけ真っ暗闇は避け、小さいライトを付けたり、音楽を聴きながら寝たり、余計なことを考えないようにしています。

カスカス
また「死」に関する話題もできるだけ避けた方がいいと思います。
ニュースやテレビ番組などの「死」に関する話題や、戦争系のドラマやテレビ番組なども。
こういうのを観た日の夜に「死の恐怖」を感じる事もあるそうですし、実際に私もどちらかというとこのパターンです。
死の恐怖を抱える若者へ
死の恐怖を感じているうちは基本「死にません」。
「死」に対しての恐怖を考えられるだけの余裕があると前向きに捉えましょう。
本当の死に直面したときは、恐怖よりももっと違うことが頭を駆け巡るはずですから。
必ず死の恐怖を感じる原因というのがあります。
「病気の不安」「死に対する不安」「人生」など・・・。
特に私と同じ30代は「生」と「死」の両方に挟まれる年代でもあります。

カスカス
私も『死』に対する恐怖を感じる事は今でもあります。
でも死というのは実はそこまで怖いものではないのでは?と感じるようにしています。

カスカス

死後は人間の創造が作り出すものであれば、こういった死後の世界だってあるはず。
そこは自由です。
もし死の恐怖を感じたのなら・・・
→「異常なし」の診断を貰う
・「死」に対する見方を変える
→死のイメージを自分なりに創造する
・心残りがないようにやりたい事をやる
→後悔のない人生にしていく
・死の恐怖を感じないような環境づくり
→音楽を聴いたり、小さい照明を付けて寝るなど
を行ってみてはいかがでしょうか?

カスカス
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