北斗天昇は勝てない?【勝てない理由と勝ち方】
最近台選びに迷ったときは北斗天昇ばかり打ってます、カスカスです。
2019年11月に登場した『北斗の拳 天昇』。
北斗初の6号機として注目を浴びた当機種ですが、導入からけっこう経ったので一度は打ったことがあるのではないでしょうか?
5スロ落ちしたホールも多いですが、その魅力は徐々に見直されつつある気がします。
まずは簡単にスペックから。
北斗の拳 天昇
50枚あたり約50ゲーム
純増
6.3枚
天井
700ゲーム+α(恩恵:チャンスAT)
設定 | チャンスAT確率 | メインAT確率 | 機械割 |
1 | 1/398.8 | 1/1103.3 | 97.9% |
2 | 1/399.2 | 99.0% | |
3 | 1/373.1 | 100.1% | |
4 | 1/333.5 | 105.4% | |
5 | 1/352.7 | 110.1% | |
6 | 1/324.4 | 114.0% |
基本的なゲーム性を振り返ると、CZからチャンスAT『激闘ボーナス』を目指し、そこからメインAT『天昇ラッシュ』を目指す流れ。

大人気北斗シリーズということから大量導入されたホールも多かった印象。
導入当初は「リゼロのパクリ」とか「天昇は糞台」なんていう人もいて、早い段階から稼働がなくなったホールもありました。

カスカス
しかし最近、じわじわとその楽しさに惹かれる人も多くなっていると聞きます。
今さら感が半端ないですが、改めて北斗天昇が勝てない理由を考えてみようと思います。
北斗天昇が勝てないと言われている理由
北斗天昇が勝てないと言われていた理由は以下の3つ。
・ATに入らない
・出来レース感があるAT
もう一度見ていきたいと思います。
回らない
北斗天昇が勝てないと言われていた理由の一つが『回らない』。
一応ベースは50枚当たり50ゲームと言われていますが、6択の15枚ベルなのでかなり荒れる印象。
1000円で100ゲーム回ることもあれば、20回しか回らない事も全然あります。

カスカス
基本的にゲーム数での断末魔ゾーン、もしくは世紀末ポイントによる世紀末ゾーンからしかチャンスAT当選がありませんので、1~2回スルーすればもう500ゲーム以上になってしまうなどハマる前提で打たないといけないので、回らないとかなりの投資になります。
中押しする人が多いかと思いますが、回らないと感じた時は順押しに変えてみるなどの対策を取ってもいいでしょう。
ATに入らない
今は当たり前の仕様ですが、チャンスATを3戦突破して初めてメインATに当選します。
小役の期待度が表示されているため、リゼロよりはレバーに力が入りますが、リプレイ引いてもレア役引いてもわりと突破できないことも多い。
この『ATに入らない』というのも勝てない理由。
設定1でAT確率1/1000と言われていますが、何回もスルーして数千ゲームATに入らない場合も全然あります。
この辺はガチだと思うので、高設定でもブレてくる部分だと思います。
ただ激闘ボーナス中は強制勝利抽選というのを行っているらしく、高設定及び有利区間引継ぎ後は優遇されているとのこと。
確かに激闘ボーナス確率は設定差がないのに、どこで差を設けているのかを考えればAT突入率ですから、何かしらの裏抽選があるはずですね。
たった8%しかないベル・ハズレで勝利していることを考えれば、8%+αの抽選がされており、それが強制勝利抽選なのかな・・・と。
低設定ほどATに入らないというのは、この強制勝利抽選が優遇されていないため、サブ液晶に表示される勝利抽選のみしか頼れないからだと思います。

カスカス
出来レース感があるAT
ここは長めに書いていきます。
北斗天昇は勝てないと言われていた理由として、『出来レース感があるAT』と、なぜか『800枚前後で終わってしまう』というのがあります。
AT自体は非常にシンプルです。
前半パートで保留を強化し、後半パートで保留ごとの抽選。※修羅モードの場合
白:5~7.9%
青:10~12.7%
黄:17.1%~22.3%
緑:35%~50.3%
赤:82.3%~90.4%
金:100%
見た目はシンプルなんだけど、何をどう抽選しているか分からない。

カスカス

しかも最初はノリノリで継続するのに、なぜか800枚前後で急に止まってしまう。
「は?出来レースかよ」と思っていた人も多いことでしょう。
しかし今となればそれは、ATレベルと特殊勝利抽選に秘密がありました。
まずは『ATレベル』。
レベル1:760枚
レベル2:1200枚
レベル3:2350枚
レベル3は振り分け1%前後の北斗揃いなので、基本的に気にしなくていいと思います。
問題はATレベル1(弱AT)とATレベル2(強AT)。
こちらは設定差があり、奇数ほど強ATになりやすく、偶数ほど弱ATになりやすいそうです。
1:弱48.5%、強50.5%
2:弱82.0%、強17.0%
3:弱58.8%、強40.2%
4:弱94.0%、強5.1%
5:弱69.1%、強30.0%
6:弱94.0%、強5.1%
これだけみても期待枚数760枚の弱ATである確率の方が高いことが分かりますよね。
それともう一つ『特殊勝利抽選』。
特殊勝利抽選とは、保留ごとの勝利抽選+αで勝利抽選を行っている“何か”です。
・保留勝利抽選とは別に行っている
・セット、ラウンドが続くにつれて弱まる
・強ATは特殊勝利抽選が弱まりにくい
この特殊勝利抽選が最初のノリノリ感と、後半の減速感を生んでいるのだと思います。

カスカス
この2つが800枚前後で終わってしまう理由かもしれませんね。
そして1200枚突破後は、この特殊勝利抽選が大幅に優遇される天昇モードへの昇格抽選というのもあります。
当選すれば勢いのまま2000枚を目指せるチャンス。
ですがこの1000枚の壁を越えられるかがカギとなっており、そこはレア役のヒキとかが重要になってきます。
口コミ
北斗天昇の口コミについて見ていきます。
・ATに強弱ある時点でクソ
・通常時の玉集め、ポイント集めつまらない
・デキレでしょ?じゃあやる必要なし
導入当初の口コミなので今は多少変わっているかもしれませんが、けっこうな言われようです。
確かに6号機の悪いところを詰め込んだような仕様で、つまらないと感じる人もいるでしょうね。
通常時がつまらないと勝っても勝った気がしません。

カスカス
北斗シリーズは強チェリーからのATが基本だったので、そういった楽しみが無くなってしまったのは残念だと思います。
北斗天昇は勝てない?
北斗天昇が勝てないというのは今も昔も変わりません。
しかし当時はよく分からなかった北斗天昇も今となってみれば、勝てる機種の一つなのかなと思っています。
まずは2020年10月までの北斗天昇の収支です。
差枚 +1万3400枚 ※正確ではありません
意外とプラスになっているんですね。
というか勝率自体も7割超えています。
もちろん適当に打ってその勝率だというわけではなく、それなりに期待値を追って立ち回った結果かもしれません。
立ち回りさえしっかりやれば北斗天昇は勝てると言えるでしょう。
北斗天昇は5スロ向き!?
2021年1月現在、20スロにおける北斗天昇は少なくなってきており、5スロなどの低貸に流れています。

カスカス
ただこれに悲観するのはまだ早いでしょう。
リゼロなどのハマって突破するタイプに共通して言えますが、強弱のあるATのおかげで低設定の方が完走できるチャンスも多く、5スロでもヒキ次第では勝てると思います。

カスカス
低設定でじわじわと右肩下がりを描くような下手な機種を打つよりも、意外と効率がいいかもしれません。
だってベースを考えれば5スロだと200ゲーム回るわけで、理論上5000円で激闘ボーナス2回チャンスがあります。
最初で当たればプラス域を目指せるし、有利区間継続の2回目で当たっても少しのマイナスで抑えられる。
2回スルーしたとしても20スロなら約2万負けですが、5スロなら約5000円で済む。
まさに5スロの一発狙い向けといえます。

カスカス
北斗天昇の勝ち方
北斗天昇の勝ち方として、ハイエナがメインとなってきます。
有利区間引継ぎのハイエナ
北斗天昇は激闘バトル敗北時に有利区間を引き継ぐ場合があり、同一有利区間内で2回ATチャンスがあるといっても過言ではありません。
簡単に言えば、AT連続非当選が奇数回の台。
例2、激闘ボーナス3連続非当選
→この場合ずっと有利区間引継ぎではなく、3回目の激闘ボーナスの有利区間引継ぎ
有利区間引継ぎ後は、早い初当たりと激闘ボーナス中の強制勝利抽選が優遇されているので、AT当選しやすくなっています。
奇数回スルーで落ちていれば、拾った方がお得といえます。
また前回が天井(700ゲーム)で非当選だった場合、有利区間の関係上もあるが、200ゲーム+αでの早い激闘ボーナス当選が期待できます。
ちなみに有利区間は少し見づらい場所にあるほか、激闘ボーナス敗北後1~3ゲーム後に有利区間消灯するため、見逃し要注意。

見逃したとしても奇数回スルーであれば、有利区間継続と思ってOK!。

カスカス
・有利区間継続時はAT当選しやすい
・奇数回スルーの場合は有利区間継続
・有利区間継続は1回のみ
・AT後は有利区間リセット
ゲーム数のハイエナ
北斗天昇はゲーム数のハイエナがしやすい機種だと思います。
というのも200ゲーム超えた辺りから期待値があると言われています。
ほとんど有利区間消灯確認の即ヤメだと思いますが、たまに200~300ゲーム回して止めていることも。
先日Twitterに挙げましたが、300ゲームで止めていたのを見つけました。
300で止めたお兄さん、ありがとうございました(..) pic.twitter.com/RbAGTzUDt9
— 底辺カスカス (@tehenkasukasu) October 8, 2020
近くで打っていたのですが、あるお兄さんが当たってもいないのに別な台へ移動したので、即確保。
500ゲームで世紀末ゾーンに入りチャンスATを射止め、メインAT当選。
そこから完走。
投資は5000円で回収2400枚と大きなプラスになりました。

カスカス
大型ホールではそこまで良いゲーム数で落ちていませんが、小さいホールだとライバルが少なく200~300ゲームヤメは意外とあります。
稼働が落ち着きライバルが減ったことでハイエナしやすくなれば、勝ちやすくなっていくのではないでしょうか?

カスカス
・100ゲーム以降から期待値はある
・300ゲームハマり以降は即確保
・小さいホールが狙い目
これから改めて北斗天昇を打つ人へ
・低貸ユーザー
先日初めて完走したので、テンションアゲアゲで記事を書きました。
というのも今までプラスだったのですが、1000枚超えたのが数えるほどしかなかったためです。
たぶん9割くらいが900枚以下。
それでもプラスで頑張れたのは、自分で言うのもあれですが、立ち回りがしっかりしていたからでしょう。

カスカス
6号機トップクラスの糞台なんて言われることも多かった北斗天昇。
確かに人気がなかったのは事実だと思います。
でも改めてみてみると、リゼロの悪い部分を改善した仕様です。
・バトル中は小役ごとに勝利抽選を付けた
・バトルに負けてもチャンスは残した
北斗天昇は萌え台でもわきゃわきゃした台でもありません。
筋肉質のオッサンが散歩しながら殴り合う台。
こんなん誰が打つかって感じですが、意外と叩きどころがあって楽しいし、設定抜きにして勝てる可能性も残してあります。
今だからこそ勝てる可能性もありますので、今まで打たず嫌いだった方はぜひ打ってみてください。
そして前に打ったことがある人も、登場から1年経つ北斗天昇を改めて触ってみてはいかがでしょうか?

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