パチンコ屋が閉店ラッシュに突入した理由【なぜ潰れていくのか?】
私の好きなパチンコ屋がまた一つ閉店しました、カスカスです。
さて近年、新型コロナと旧規則機撤去の影響で多くのパチンコ屋が閉店に追い込まれています。
シーズリサーチによると、2023年のパチンコ店閉店数は588店舗。
特に101台~300台設置の中小型店舗の閉店が多いそうです。
全国のパチンコ店は2022年に8000店舗を下回りましたが、閉店ラッシュに歯止めがかからない状況。
なぜパチンコ屋は潰れていくのか?
閉店ラッシュに突入した理由を考えてみます。
パチンコ屋の閉店ラッシュの理由
パチンコ屋の閉店ラッシュは、大手も中小も関係なく起こっています。
店舗数業界4位の『ガイア』は民事再生法の適用を申請しましたし、トップ2のマルハン・ダイナムも減少傾向にあります。
しかし特に目立っているのが、設置台数『100~300台』の中小店舗の閉店。
中小パチンコ屋が閉店している理由として挙げられているのが、
・コロナによる遊戯客減少
以上の2つです。
旧規則機の撤去
ご存じではあるかと思いますが、実は新型コロナ以前から2021年以降のパチンコ屋の閉店ラッシュは噂されていました。
その理由が2021年1月末までの『旧規則機の撤去』※一部2022年1月末に延長
簡単に言えば、CR機や5号機
ようは、“今ある全ての機種を新基準機にしろ”ってことですね。
これによってホールを大きな出費を余儀なくされました。
パチンコというのは1台あたり40万円前後かかると言われているので、旧規則機が200台あれば単純に8000万円以上かかりますよね。
この設備投資がネックで、多くの中小店が潰れると言われていたのです。
それでも予想よりは耐えられている状況だったと思いますが、それに追い打ちをかけるような襲ってきたのが新型コロナです。
コロナによる遊戯客減少
設備投資が厳しい中、新型コロナの襲来。
緊急事態宣言によって、休業を余儀なくされたホールも多かったと思います。
ただそれ以上に問題なのが、『コロナによる遊戯客の減少』です。
大型ホールに行けばそこまで客減少が感じられないかと思いますが、地方の中小ホールは明らかに客離れが進んでいます。
特に、新型コロナへの警戒からか高齢客が激減。
客単価も高くホールの稼ぎ頭でもあった常連の高齢客が減ったことで、地方の中小ホールはかなりの大ダメージを受けた形です。
スマパチ・スマスロの導入
現在は新型コロナの影響がほとんどないですが、それに代わってパチンコ屋の負担になっているのがスマパチやスマスロの導入です。
1台当たり100万円ほどかかる(遊技機・ユニット・工事など)と言われ、店の大きな負担となっています。
負担の回収先は自然と客なわけで、釘を絞ったり設定を低くする店も多くみられ、それも客離れに繋がっています。
これから新紙幣への対応も負担になるため、今後も潰れるパチンコ屋が増えてくると思います。
私の好きなパチンコ屋もついに閉店
タイトルにもありますが、私の昔から好きだったパチンコ屋が一つ閉店しました。
勝てる勝てない以前に地域密着型のすごく雰囲気の良いパチンコ屋で、古い機種を置いてたり、まだ箱有りだったり、モーニングコーヒーサービスなどの昔ながらのお店。
新型コロナが流行ってから客足が減っていたし、みなし機が多かったので心配はしていましたが、休業中状態から再開せず、そのまま閉店になりました。
こういった昔ながらの店がこんな形で閉店するのは残念だし、大手チェーン店ばかりになってしまって面白くないですね。
パチンコ屋の閉店ラッシュは今後も続く?
ここからは私の勝手な予想ですが、パチンコ屋の閉店ラッシュは今後も続くと思います。
2022年1月末の『旧規則機の完全撤去』、2020年から始まった『新型コロナ』を乗り越えたパチンコ屋達。
しかし『スマート遊技機の導入』『新紙幣対応』といった新たな壁が待ち受けています。
力なきパチンコ屋は潰れ、力あるパチンコ屋も疲弊していくでしょう。
これから生き残るパチンコ屋は、
・資金力のある大手ホール
だと思います。
2024年以降は、生きるか閉店するかの篩にかけられる時代に突入することでしょう。
大手ホールばかりのつまらない世の中にならないことを願うばかりです。
閉店ラッシュに備えて客ができること
・あのパチ屋にはこれからも残って欲しい
なんて応援したい気持ちもあることでしょう。
しかし、客がホールのために協力できることって『負けてあげる』事しかないです。
でもそれって普通に考えて嫌ですよね?
なので我々は、パチンコ屋の閉店ラッシュに備えて自分の身を守るしかありません。
巻き添えは絶対食らわない事。
閉店前は前兆・予兆みたいなのがありますので、それを察知すること。
そんな店には行くなとは言いませんが、貯玉しているのであれば交換するといった対策も必要になるかと思います。
ディスカッション
コメント一覧
パチスロ依存の人が多いからパチ屋は稼ぎ放題です。
平日に客が少ない店も土日や祝日はほぼ満席になりますから大型店や中規模店は潰れることはまずないでしょうね。
今日隣りで打ってた人の貯メダル枚数残り300枚でした。
昨日も同じ台で2000枚近くを失ってた人でした。
ちなみに私は出るわけないので120枚打ち込んで辞めました。次の人は即当たりでCZでしたがATにならず
次のCZも早く当たりこれもスルーでそのあと大ハマりしてました。やめて良かったです。続けてたら確実に大負けでした。
そういえば、貯メダル0になった会員カードを店内に捨てていった人がいたけど、個人情報とか大丈夫なんでしょうか。
常連からの信頼を失う営業しても、それ以上に新規の客がやってくるからそれで上手く回ってるのだろう。
その新規の人には取り敢えず勝たせて常連にさせて暫くの間は勝たせて、頃合いを見て搾り取る。
今パチスロやパチンコだけで生活できてる人っているのだろうか。
優良店過ぎて潰れたパチ屋もあった。
その土地は今では分譲マンションになってる。
私の地元のパチ屋は2階建ての営業から1階だけの営業に縮小して随分経ちますが、まだ潰れる気配はありません。
ただ以前より出さなくなりましたし、たまに出しても月に2〜3回だけ来る人か、常連でも決まった人だけです。
なので客もだいぶ減りました。
そうやってどんどん細くなっていくのでしょうね・・・
出さない➡客が減る➡潰れる
といった悪循環なのでしょう。
ガイアは全てが潰れたわけではないのですね。
私の地元ではガイアネクストというパチ屋が営業中です。
私もよく分からないのですが、ネクストやメガガイアも未だに営業しています。
新台入れ替えはメーカーが強制的にやらせてる気がします。メーカーはユーザーの為ではなく、自分達の利益のためだけにどんどん新機種を作ってるのだから。
パチスロメーカーもパチンコメーカーもパチ屋が潰れるたびに搬入先が減っていくことで利益も減ってしまうと気付かないのでしょうかね。
強制的かどうか分かりませんが、抱き合わせ商法は結構ありそうですね。
それが負担となっているホールは多そうです・・・
新台入れ替えの前の回収日に打ってる人って、何を考えてるのか。
回収日に打ってる人ってお金を大事にしない人だと思います。
特に熱くなって打ち続けてる人は。
それにしても新台入れ替えやりすぎです。
これだから回収日ばかり増えて還元する日がなくなってるのでしょう。
それでも遊技者が途絶えない店は潰れませんね。
新台入れ替えは本当に多い気がしますね。
確かにイベントの代わりと位置付けるホールも多いですが、入れ替えの負担も大きいので、回収はしっかりするでしょうね。
パチ屋の閉店よりもパチンコ,パチスロ離れする人が激増すると思います。
たまにパチ屋にいってデータビジョンで各台のスランプグラフみてほとんどが📉ばかり。呆れ返ってすぐ帰宅です。
今打ってる人はほとんどが依存症でしょう。
プロは今は避けると思います。
取り敢えずは今年の夏までは楽しみの為であっても打たない方がいいです。特に私のような低所得者は。
打って良いのは高所得者だけです。
パチンコって高所得者の遊びですよね。
一瞬にして数万溶ける。
昔の自分にも言い聞かせたいですが、「よく毎回行けてるな」って思います。