あなたは負け組?勝ち組?平均年収から見る自分の社会的地位
20代でも負け組・30代でも負け組の男、カスカスです。
さて、みなさんに質問です。
あなたは勝ち組ですか?それとも負け組ですか?
正直どっちに部類しているか分からないと思いますが、その基準となるのが『平均年収』です。
平均年収を見れば、今の自分が勝ち組なのか負け組なのかがハッキリ分かると思います。
※当記事は2018年に投稿した【あなたは勝ち組?負け組?】の大幅リライト版です
平均年収から見る自分の社会的地位
普通に生活していればそこまで【勝ち組】【負け組】って意識しませんが、地元の友人の集まりなどで初めて意識し始めると思います。
・いい車に乗っている友人
同じ年齢なのに、自分と比べて何かがおかしい・・・。
どうしてここまで差がついたのか・・・。
その【勝ち組】【負け組】の基準として『平均年収』というのがありますが、この記事では目安として20代・30代・40代の平均年収をご紹介します。
この平均年収から勝ち組なのか負け組なのか、自分の社会的地位を判断してください。
年齢別の平均年収
ではさっそく年齢別の平均年収を見ていきましょう。
30代の平均年収:452万円
40代の平均年収:528万円
※2018年データ
どうでしょう?
自分の年収と比べて多いでしょうか?少ないでしょうか?
多かった人は勝ち組です、おめでとうございます。
少なかった人は負け組・・・とは言い切れません。
というのも、この平均年収は某求人サイトに登録している企業の平均値を出した金額なので、実際の数値とはかけ離れています。
そこで今回参考とするのが厚生労働省【平成30年賃金構造基本統計調査】です。
実際の値により近くなっているので参考になると思います。
※この金額は時間外手当・深夜手当・休日出勤手当・ボーナスなどの所定外賃金が含まれていない所定内給与になります。
20代
20代前半男 :212万円
20代前半女 :206万円
25~29歳 :240万円
20代後半男 :247万円
20代後半女 :229万円
まずは20代ですが、前半で平均209万円・後半で平均240万円となっています。
毎月の所定内給与を×12して上回れば勝ち組、下回れば負け組ってことになります。
20代は入社したての人も多いのでそこまで大きな差はないかと思いますが、この時点で下回っていると負け組ROADに突入しています。
30代
30代前半男 :289万円
30代前半女 :243万円
35~39歳 :301万円
30代後半男 :325万円
30代後半女 :253万円
30代ともなれば、所定内給与だけでもこのくらいの金額になります。
これにプラスして各種手当が付くので、+100万~200万加算されることでしょう。
このあたりから賃金差が広がってくるので、30代が勝ち負けの分岐点になりそうです。
40代
40代前半男 :358万円
40代前半女 :264万円
45~49歳 :352万円
40代後半男 :394万円
40代後半女 :268万円
40代になれば役職が付く人も多いので、この金額を大幅に上回っている人もいれば大幅に下回っている人もいるはずです。
40代は勝ち組・負け組の差が明確になってきます。
ただ自分の住んでいる県や職種によっては仕方ない部分もあるはずです。
なので次の項も参考に。
都道府県の平均年収
平均年収と言っても、都会と地方では大きく違います。
自分の都道府県の平均年収を知り比較することで、自分の地域で勝ち組か負け組かも分かります。
この平均年収は全て込みになっていますので、純粋にこの年収より上か下かを見ればいいです。
データはあくまでも平均なので、実際はかなり貰っている人が全体を押し上げている可能性もあります。
もし良かったらアンケートにご協力ください。
回答ありがとうございました。※今後の記事の参考にさせていただきます。
職業別平均年収
また職業によっても給料に大きな違いがあります。
企画・管理 :500万円
事務 :330万円
販売・サービス :320万円
金融系 :410万円
IT・通信 :450万円
電気・電子・機械:450万円
建築・土木 :410万円
化学・食品 :400万円
このデータは大手正社員で尚且つ大都市圏の人も含まれますので、ここまで貰えている人も少ないと思います。
東洋経済さんの記事に【129の「職業別年収ランキング」】があるのでそちらも参考に。
平均年収以上で勝ち組だった人へ
上記の金額を見て、平均年収以上で勝ち組だった人はおめでとうございます。
とりあえずは勝ち組として過ごしていていいでしょう。
ただし、今の時代は国内産業の衰退・海外情勢の悪化など何があるか分からないので安心はできません。
決して勝ち組と油断はせず、自分自身の能力を高めていくのも大事。
リスク回避のためにも、今以上のスキルアップを目指していきましょう。
平均年収以下で負け組だった人へ
平均年収より下だった人は、残念ながら負け組です。
だからといって悲しむ必要はありません。
改めて自分の社会的地位を知れたことに意味があり、これを糧に勝ち組へ向かって頑張ればいいのです。
会社によってはベースアップがなかったり、一定額以上の年収を貰うことができなかったりしますので、今より年収の高い会社への【転職】が年収アップの第一歩になりそうです。
もしそれなりの経験・スキルを持っていて年収が低いのであれば、まず自分の市場価値はどのくらいなのか調べてみましょう。
その市場価値を調べられるサイトがミイダスです。
こちらのサイトでは、あなたの学歴・職歴・スキルから適正な年収を調べることができます。
氏名や住所の入力も不要・登録も無料なので、転職を考えてなくても自分の市場価値はいくらなのか気になった人は登録して損はないと思います。
このサイトでは自分の価値を見いだしてくれた会社側からのオファーが来るので、転職サイトとしても利用できオススメですよ。
「転職なんてしたくない」って人は、副業などで年収を上げる方法もあります。
負け組から勝ち組になろう
平均年収を見て、自分が勝ち組なのか負け組なのかが分かったと思います。
ここまで書いて申し訳ないですが、極論を言わせてもらうと勝ち負けを気にしている時点で十分『負け組』です。
平均年収はあくまでも勝ち負けの基準であり、年収が全てではありません。
年収が低くてもエンジョイしている人もいるし、好きな仕事をして平均年収より低い人もいるわけで。
平均年収だけでなく、総合的に人生の勝ち組を目指していきましょう。
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