パチンコ屋がパーソナルシステムになった理由とメリット・デメリット

2022年10月16日

箱積みの方が好き、カスカスです。

さて、ここ10年くらいの間で多くのパチンコ店が、箱からパーソナルシステム（各台計数機）へ変更されています。

最近では、パチスロでも箱のないパーソナルシステムを導入しています。

個人的には箱ありの方が出てる感があって好きですが、みなさんはどうでしょう？

そんなパチンコ屋がパーソナルシステムになった理由を、メリットデメリット交えて考えてみます。

 

パチンコ屋がパーソナルシステムになった理由

多くのパチンコ店で導入されている『パーソナルシステム』。

パーソナルシステムとは、玉やメダルを各台で集計できるシステムの事です。

 

まず、これだけは言っておきます。

客の利便性のために、パーソナルシステムを導入しているわけではありません。

あくまでもパチンコ屋自体のメリットを考えて導入しているはずです。

今までは、出玉があると箱を持ってきてもらい、終了時に計数機まで持っていってもらう仕組みでした。

でもあれって、従業員の負担が大きいのと同時に、大型店だとそれなりの人員も必要とするんですね。

そこで導入されたのが、パーソナルシステム。

パーソナルシステムにすることで初期投資はかかるものの、

といったメリットがあります。

 

また、箱アリだと箱が通路を塞いで歩行の妨げにもなってしまうことも多々ありました。

これは防災上の観点からも問題視されていましたが、パーソナルシステムを導入することで解決します。

以上のことが、パーソナルシステムを導入する理由なのではないかと思います。

 

デメリットも・・・

もちろんパーソナルシステムを導入することでのデメリットもあります。

昔は、通路に所狭しと並んだドル箱が店の良し悪しの基準でした。

しかしパーソナルシステムで通路がすっきりしてしまい、ぱっと見だと出てるかどうかが分からない。

つまり出玉面でのアピールができなくなってしまいました。

また、パーソナルシステム導入と同時に人員を減らしたことで、サービス面が悪くなったのもデメリットと言えるでしょう。

 

パーソナルシステム導入での客側のメリット・デメリット

パーソナルシステム導入は店にとってのメリットが大きいですが、客側にとってのメリットはあるのでしょうか？

客にとってのメリットは以下の通り。

パチンコ愛好者の高齢化も進んでいるので、箱を持って台移動という負担が減るのは大きなメリットだと思います。

ただ勝ち負けが絡むことではないので、これが本当にメリットか？という疑問がありますが・・・

 

次にデメリットです。

正直言うと、パーソナルシステムによる客側のデメリットはあまりないと思います。

上記の3つは無理やり入れただけです。

ただ3つ目は出玉がパーソナルシステムに表示されてるからこそ、液晶上の「10000ptGET!」「2000オーバー」に苛立ちを覚えるって事です。

 

あなたは箱あり店・箱なし店どっちが好きですか？

箱ありの店とパーソナルシステムの箱なし店どっちが好きか、２０１８年にアンケートを取りました。

18人からアンケートを取った結果、【箱なし】の方が好きって人の割合の方がわずかに上回りました。

最近は出玉スピードの速い機種が増えているので、箱ナシの方が便利な気もしています。

改めてアンケートをとりますので、ご協力ください。

 

最後に

パチンコ屋がパーソナルシステムになった理由として、

以上の３つが考えられます。

時代の流れだから仕方ないのかもしれませんが、パチンコ屋から箱がなくなるのはちょっと寂しい。

むしろ箱がなくなってしまったら、“出玉”という言葉自体も不要になってしまうのではないでしょうか？

 

実際に『スマートパチンコ』という、玉に触らず遊戯できるパチンコ台が２０２３年より導入予定となっており、これからさらにパチンコ屋から箱が消えていきます。

箱を積んでドル箱タワーを築くのがパチンコの楽しみだったことを考えると、ちょっと寂しい気もします。