水商売は底辺ではないと思う理由【むしろ人の役に立つ仕事】
いつか高級キャバでお姉さん達とお話ししたいな、カスカスです。
さて、コロナ感染拡大の原因として夜の街が関係しているというニュースがありましたよね。
そのニュースのコメント欄では、居酒屋などよりも「風俗で働く人も行く人も馬鹿か?」「ホスト・ホステスなんか要らない」といった水商売への批判が特に目立っていました。
コロナ以前も水商売に対する偏見や批判はありましたが、コロナ禍でさらに風当たりが強まっています。
ネットで検索すれば分かりますが、「水商売は底辺の仕事」なんて言う人もいます。
しかし私は断言します。
『水商売は底辺ではない』と。
※この記事は私の勝手は考えです。
『水商売』が底辺と言われる理由
そもそもなぜ水商売が底辺と言われるのか?
それを考える前に、そもそも水商売の意味というのを見ていきましょう。
引用:Wikipedia
簡単に言えば、天候・その人の気分・経済状況などに簡単に左右されてしまい、決まった収入が良くも悪くも得にくい仕事ってことですかね。
この水商売には、歌舞伎・演劇・芸能人・飲食店なども含まれているそうですが、現在では主に風俗業・ホスト・ホステスを指しているそうです。
では水商売に対する世の中の声を聞いてみましょう。
某女性向けサイトから引用になります。※一部文章を整えています
・身内に水商売の人がいたら恥ずかしい
・ちゃんとした育ちの人はやらないイメージ
・昼で稼げる努力しなかったんだって感じ
このように主に同性からの偏見や批判が多いようです。
そんな水商売が底辺と言われている理由をネットから引っ張ってみました。
・体を売るから
・人に媚びているから
・収入が安定しないから
以上の4つがよく言われている理由です。
でも本当にそうなのでしょうか?
水商売は底辺ではない
私は冒頭でも言いましたが、『水商売は底辺ではない』と思っています。
『誰にでもできるから』と言う人もいますが、じゃあ逆にあなたは体を張って商売できますか?
少なくとも私はできません。
幸い私はブサイクなんでなおさらですが、仮にイケメンであってもそんな場所で働く自信はありませんし、相手を魅了できるほどのトーク力もありません。
水商売には資格とかないと思いますが、彼ら・彼女のトーク力などの接客スキルは、下手すりゃその辺の会社員よりも高いかもしれません。
それくらい凄い仕事だと思います。
私もそういった店に行ったことがありますが、たった数十分話しただけなのに心を奪われました。
すごいスキルですよ。
また『体を売るから』という声もありますが、どんな仕事でも体は売ります。
事務作業も営業も販売も、みんな体を売って仕事しています。
服を乱したりすることだけが体を売ることではないのです。
そして『人に媚びるから』という声に関しても、どの仕事だって媚びる事で成り立っています。
営業先に媚びる、上司に媚びる、生きるためには必ず誰かに媚びているわけです。
ヤフー知恵袋にこんな質問がありました。
社会の底辺と言われている職業に就いていることについてご自身どう思われますか?
ちなみに僕は4年の医学生です。
都内でよく大学の帰りに水商売の女の方を見るんですがホントに哀れに思います…
「この人は人間に媚び売ることでしか生きていけないんだな…」
と思ってしまいます。
水商売ってそんなに楽しいんですか?
それに対しての回答がこちら。
全ての人に理解して貰おうなんて思ってません。
でも哀れに思われる筋合いはない。
媚びる事でしか生きていけないとかいってますけど、あくまでも媚びるのはそれが仕事だからです。
例えばあなたが食事に行ったり買い物に行った時にお店の店員さんは媚びる訳でしょう??
当然です、物を売らなければいけない、それが仕事ですから。
それが物ではなく対人間なだけ。
サラリーマンでも医者でも仕事上、出世したいから上司に媚びますね??
それも媚びを売る事でしか生きれない人間なんですか??それともその媚びは媚びの種類が違うとでも・・・?
なんとなく心に刺さる回答ですよね。
どんな仕事でもそうですが、底辺の仕事ってないと思います。
誰かの幸せ・喜びが存在するなら、それは底辺の仕事ではありません。
水商売だって同じ。
誰かの幸せ・喜びのために存在する。
それは客であったり、家族であったり。
私の女友達はシングルマザーで、子供を養うために水商売(キャバクラ)で働いています。
ただ遊び金目的で働く人も少なからずいると思うけど、そういった家族のために働いている人だっているわけです。
水商売を底辺だと批判する人は、こういった世界を知らないだけもしくは知ろうとしないだけ。
多くの労働者が自分の資格やスキルを活かして働くように、水商売に関わる人たちも自分のスキルを活かして働いているだけ。
それがトーク力だったり、顔だったり、体だったり・・・。
もちろんやりたくなくてもやらざる負えない人も少なからずいると思うが、そういった人たちを「底辺」というのは間違っていると思います。
ただ収入が安定しないのは・・・底辺?
ただ一つ底辺と思えるのが、やはり『収入が安定しない』こと。
これは水商売に限らず、時給メインのフリーターなども底辺と言われていますし、私のように非正規雇用も底辺とよく言われます。
こればかしは仕方ありません。
でも収入に関しては、自分が底辺だと思えば底辺だし、底辺と思っていなければ底辺ではありません。
仕事にやりがいを感じているなら、安定しない収入でも底辺とは思わないはず。
収入が安定しない仕事なんて山ほどありますし、普通の会社だって潰れて無一文ってことも考えられますしね。

カスカス
水商売は人の役に立つ仕事
ちょっと長々と書いてしまいましたが、『水商売は底辺ではない』というのが分かって頂ければ幸いです。
最近のコロナのニュースで水商売に対する風当たりが強くなっているし、水商売で仕事している女友達もいたことから記事にしました。
確かに水商売の中には金だけを目的に働いている人もいるかもしれないし、客を上から目線で見下す人もいるかもしれない、危ない組織が絡んでいるかもしれません。
でもそれはどんな職業でもそうであって、水商売だけではないと思います。
正直言うと私は女好きなので、お金があった頃はよく夜のお姉さん達にお世話になっていました。

カスカス
そういった経験があったからこそ、私自身、男として成長できた部分もあり感謝しています。
誰かが喜ぶのであればそれは底辺の仕事ではなく、誰かの役に立つ立派な仕事。

カスカス
よく底辺と言われる介護や交通誘導もそうだけど、人は偏見で「底辺」と決めがちです。
それは私自身も同じで、何かあるごとに「あいつは底辺」「あの仕事は底辺」と言ってしまうこともよくありますし、このブログではよくネタにしています。
人間である以上そう思ってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、「あの仕事は底辺だ」って言う前に、まずはその仕事をちゃんと知るということも大事だと思います。

カスカス
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