なぜ金持ちは嫌われるのだろうか?【金持ちと貧乏人との違い】
貧乏人代表、カスカスです。
さてみなさん、金持ちは嫌いですか?
自分が金持ちになるのはいいけれど、他人が金持ちになるのは気に食わないって人が大多数だと思います。
それは、金持ちに対するSNSなどのアンチコメントからも見て取れます。
まぁそれが人間です。
当たり前の感情と言えるでしょう。
しかし金持ちを嫌っていては、一生お金持ちに近づくことはできません。
貧乏人である私の視点で、なぜ金持ちは嫌われるのか?を考えていきたいと思います。
金持ちが嫌われる理由
まずはネットでよく見られる『金持ちが嫌いな人』の言い分をまとめてみます。
・自分は数百円の物を買うのにも抵抗あるのに、金持ちは数万円の物を即決。気に食わない。
・庶民の事を分かってるふりして、自分は庶民とはかけ離れた生活を送っているのには違和感。
などなど
ネット(特に2ちゃん)を見ると、金持ちを嫌いな人が多くいる印象です。
その中から金持ちが嫌われる理由を3つ挙げてみます。
偉そうに見える・上から目線
まず一つ目が『偉そうに見える』ということ。
スーツをビシッと決めてもしくは派手な服装で、明らかに「金持ちだよ~」みたいな雰囲気を出している人もいますよね。
ちょい昔、某有名人が派手な結婚式に対する持論を展開し、多くの庶民から「上から目線だ!」と批判されました。
金遣いが気に食わない
金持ちが嫌われる理由2つ目は『金遣いが気に食わない』。
先ほどの偉そうというのと同じく、あからさまに金持ちアピールして高額商品を買う姿は多くの人を敵に回す印象。
それを見て「わ~私もああなりたい・・・」なんて思う人も少数いると思いますが、それ以上に「気に食わない」と思ってしまう人も多いでしょう。
庶民の気持ちが分かっていない
最後の3つ目は『庶民の気持ちが分かっていない』ということ。
例えるなら1円でも安いスーパーに人が殺到する様子を見て、「うわ~」みたいな目で見る人たちのことだと思います。
あとは・・・「A5ランク和牛しか食べたことがない」って簡単に言う人とか?
よくネットで、募金する金持ちは称賛されますが募金しない金持ちは非難されますよね。
何かしらで庶民の目線に立たないと、非難の対象になりやすいです。
『金持ち嫌い』は日本人特有の性質??
『金持ちが嫌い』というのは、もしかすると日本人特有の性質なのかもしれません。
日本人の中には「汗水たらして節制することが大事」という考えの人が多くいます。
これは戦争から高度成長まで、一生懸命生きてきた時代の名残かもしれません。
だからこそ贅沢して暮らしている人たちに対し、「自分はこんなに頑張っているのに!」と妬む気持ちが出てきてしまうのです。
もちろんその「汗水たらして・・」自体は素晴らしい考えです。
それこそが労働です。
しかし本当に金持ちは汗水垂らしていないのでしょうか?
金持ちに対する勘違い
金持ちが嫌いという人の中には『金持ち=楽して稼いでいる』という考えの人もいます。
しかしそれは勘違い。
そもそもなぜ金持ちが金持ちになったかを考えましょう。
いきなり目の前にお金が出てきたわけではありませんよね。
何かにチャレンジしたり、一生懸命勉強したり、動いたりしたからこそ、それが成果として表れているのです。
もちろん中には親の力で楽して稼いでいる人もいるかもしれませんが、それって一部だし、大半が努力から成り上がった人たちなのです。
金持ちを悪く思う気持ちもすごく分かります。
「金持ち=悪」と自分に言い聞かせる事によって、自分の現状を正当化できますからね。
ですが、決して金持ちは楽して稼いでるわけではない事を覚えておきましょう。
金持ちと貧乏人の違い
金持ちと貧乏人の違いって、単純にお金とか学歴だけの問題だと思っていませんか?
しかし私は、金持ちと貧乏人の違いは『考え方の違い』だと思っています。
例えば10万円もらったとしましょう。
普通の人なら、『パーッと遊びに使う』か『貯金』が普通です。
しかし金持ちになり得る人というのは、その10万円を元手にお金を得る事を考えます。
お金を得るってギャンブルじゃないですよ。
あくまでも長期目線での何かしらへの投資です。
ブロガーで言えばアフィリエイトのための商品を買ったり、自分のスキルを高めるために専門書を買ったり、人脈を広げるために色んな所に出かけたり・・・
お金持ちはただ『お金を使う』のではなく、そこから新たなお金を生み出すことを考えるわけです。
しかし貧乏人はそういった考えにならず、目の前の遊びや予定のない貯金にお金が消えていくわけです。
もちろん中には生活が厳しく、「そんなこと考えていられない」って人もいますが、ちょっと視点を変えるだけで生活が厳しく時間がない中でもできることって色々あると思います。
底辺・非正規社員にオススメ副業9選【とにかく稼ぎたい人向け】
なんかのブログ記事にこんなのがありました。
と。
「金持ちは嫌い」の矛盾
どんなに金持ちは嫌いと思っている人でも、その金持ちから「お金をあげますよ」と言われれば気持ちがコロっと変わります。
『金持ちは嫌いでも、お金をくれる金持ちは好き』っていう矛盾ですよね。
これはTwitterでのお金配りなどでも現れています。
普段は金持ちを妬んでいるのに、お金を配ると言われたら必死になってフォローし、「家族のために・・・」なんてツイートする。
これが貧乏人の現実です。
金持ちが嫌いな人でも、ただでお金を配る人は好きなんです。
ようは楽してお金を手に入れたいという思考。
こういった思考は危険で、甘い誘惑に引っかかりやすいです。
目の前のお金に釣られてコロコロ気持ちが変わってしまうのも、金持ちと貧乏人の違いでしょう。
金持ちが嫌いという人は一生金持ちになれない
金持ちが嫌いって人の中には、金持ちになりたいと思っている人も多い事でしょう。
しかし金持ちを嫌っている時点で、お金持ちには絶対なれません。
スポーツや勉強と一緒です。
「あいつを超えて優勝したい」「上位を目指したい」と思うから頑張れるわけで、「優勝しやがったムカつく」と思っていては一生そのまま。
「どうすれば超えられるか?」「どうすれば上位を目指せるか」を考え、良いところは真似て努力することで上を目指せるわけです。
金持ち嫌いと思うのは簡単です。
ガキでもできます。
そこからどうするかが大事になってきます。
貧乏人が考える金持ちへの道
金持ちが嫌われる理由は、『偉そう』とか『庶民とはかけ離れた生活』ということからきているのかもしれませんし、そもそもお金持ちに対する勘違いが影響しているのでしょう。
たぶんこれは日本人特有の考え方ですし、セレブ特集を大袈裟に放送するテレビ番組とかにも原因があるかもしれませんね。
こんな記事を書いている私は、まごうことなき貧乏人です。
って言われそうですが、そうじゃないんです。
貧乏人だからこそ金持ちのことを学ぶべきだと思うんです。
金持ちを嫌って、貧乏人が貧乏人同士肩を組んでも貧乏人のまま。
仲間を集めて現状で満足してしまえば、そこで成長もストップしてしまいます。
だったら金持ちから金持ちまでに至った経緯・ノウハウを学んで実践した方が、金持ちへの可能性が少し上がると思います。
もちろん私はまだ貧乏人のままです。
ですが少なくとも、何もしていない貧乏人よりは上に立てる自信はあります。
その自信も金持ちから学んだこと。
「金持ちが嫌い」って人は多いと思いますが、嫌うだけではなく自分もそうなりたいと、金持ちから色々学ぶべきだと私は思います。
ディスカッション
コメント一覧
オタク趣味をこじらせ過ぎ、脱サラして好き勝手してたら、お客が集まってきました。どうみてもギャンブラーな人生ですが、不思議と何不自由なく暮らせるようになり、オタクな趣味って実は立派な投資だったんだと気付きました。
コメントありがとうございます。
好きなことで人生を変えられるのは素晴らしいことです。
どんなことでも追及すれば仕事にもできるし、そこからお金も生み出せる。
その良い例かもしれませんね。
金持ちになりたかったらギャンブルの類いは辞めた方が良いと思いますよ!
コメントありがとうございます。
確かにその通りです。
ギャンブルをやらないだけでも違ったかもしれません。
でも・・・止めたからと言っても平民であり、“金持ち”になれたかは微妙なところですけどね・・・