ひぐらし祭2は勝てない？【勝てない理由と勝ち方】

2021年1月9日2024年3月6日

ふか～い～なげ～き～のも～り～、カスカスです。

さてパチスロひぐらしのなく頃にシリーズから、5号機で人気を博した「祭」の正統後継機『ひぐらしのなく頃に祭2（ひぐらし祭2）』が登場しました。

6号機での登場ではありますが、楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか？

まずは、ひぐらし祭2のスペックから。

ひぐらしのなく頃に　祭2■

 

設定	ボーナス合算	機械割	フル攻略時
1	1/197.4	96.5％	103.0％
2	1/193.9	97.6％	104.1％
3	1/188.3	99.1％	105.5％
4	1/182.0	101.2％	107.4％
5	1/177.6	102.8％	109.0％
6	1/173.8	103.9％	110.0％

6号機では数少ないA＋ART機。

ボーナス後や天井後に突入するCZ『運命分岐モード』からARTに入れ、ボーナスを引きながら伸ばしていく仕様。

初代の正統後継機なので、基本的な流れは初代と一緒。

そんなひぐらし祭2ですが「よく6号機で再現した！」といった評価がある一方で、「ひぐらし祭2は勝てない」という声もかなりあります。

そこでいつものごとく、『ひぐらし祭2』が勝てないと言われる理由を考えていこうと思います。

ひぐらし祭2が勝てないと言われる理由

ひぐらし祭2が勝てない理由として以下の3つが考えられます。

 

ビッグが引けない

ひぐらし祭2が勝てない理由として、『ビッグが引けない』というのがあります。

確かに近所のホールでも、BIGが重くREG連に苦しむデータをよく見かけます。

ボーナス確率の内訳を見てみましょう。

設定	オヤシロボーナス	ひぐらしボーナス	富竹ボーナス
1	1/1524.1	1/496.5	1/374.5
2	1/1524.1	1/485.5	1/368.2
3	1/1524.1	1/468.1	1/358.1
4	1/1524.1	1/448.9	1/346.8
5	1/1424.7	1/445.8	1/339.6
6	1/1394.4	1/439.8	1/334.4

内訳をみてもREGの方が落ちやすい確率になっています。

一応2種類のビッグを合算すればREGよりも落ちやすい確率ですが、オヤシロビッグは分母が大きいので・・・

純増1枚のARTチャンスがあるとはいえ、REGに偏ってしまうとかなり苦しい展開が予想されます。

ちなみにボーナスのメイン契機は小役からの同時当選。

大きな設定差はみられないので、あとはヒキでしょうね。

 

低設定はキツイ

『低設定はキツイ』というのも、ひぐらし祭2が勝てない理由。

本機はA＋ARTとなっていますが、純増1枚のARTだけで伸ばすというのは難しいと思います。

なのでボーナスが特に重要。

しかし設定差を付けられている部分がボーナス確率で、ボーナスが引けない・引けてもＲＥＧって状況に陥ると低設定はかなり厳しい戦いを強いられます。

ベースもそこまで高くないですし割とゴリゴリ出玉を削っていくので、他の6号機以上に負ける可能性もあります。

一応フル攻略で設定1の機械割103％を実現していますが、『1枚役を全て取る』『ボーナスを最速で揃える』『ビタ押し100％成功』なんてのを全て行わなければなりませんので、かなり難しいかと。

それでも周りが甘い甘いと騒ぎ立てるもんだから、ホールも「設定入れなくてもいいか」なんてことを思ってしまうわけで。

初代以上に吸い込みますし、現状では低設定を掴まされる可能性も全然あるので、ビタ押しに自信がない人は触らない方が身のためです。

 

初代が良すぎた？

初代ひぐらし祭を楽しんでいた世代なら、どうしても初代と比べてしまいます。

せっかくなんで初代のスペックを振り返ります。

 

設定	ボーナス合算	機械割（～フル攻略）
1	1/198.6	96.0～102.0％
2	1/195.0	98.8～104.1％
3	1/189.4	100.5～106.9％
4	1/185.1	104.3～109.0％
5	1/178.1	108.4～112.2％
6	1/179.1	112.5～114.5％

そして今作ひぐらし祭2.

設定	ボーナス合算	機械割	フル攻略時
1	1/197.4	96.5％	103.0％
2	1/193.9	97.6％	104.1％
3	1/188.3	99.1％	105.5％
4	1/182.0	101.2％	107.4％
5	1/177.6	102.8％	109.0％
6	1/173.8	103.9％	110.0％

スペックこそ初代に近いですが、ボーナスの獲得枚数のせいか瞬発力は下がっている印象で、高設定域の機械割はかなり悪くなっています。

瞬発力を兼ね備えた初代と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまうのも勝てないと思ってしまう理由なのではないでしょうか？

しかしながら今作は6号機としての登場なので、5号機の出玉感を完全再現は不可能。

 

口コミ

では、ひぐらし祭2に対しての世間の口コミを見ていきましょう。

初代登場から10年以上経っての2ということもあり、初代を打ったことがあるユーザーは歓喜ですが、初代を知らないユーザーは「はっ？ナニコレ？」って感じでしょう。

しかも6号機＝瞬発力ＡＴが主流になってきている現在において純増1枚＋200枚以下のリアボですし、技術介入がわりと必須が機種なので、苦手意識が出てしまうのも仕方ないかもしれませんね。

また6.1号機ということもありベースが低く、ボーナス引けないと結構吸い込まれますので要注意。

口コミにもあった通り、好き嫌いがハッキリ分かれる機種だと思います。

ひぐらし祭2は面白い、でも勝てない

個人的な感想としては『ひぐらし祭2は面白い』です。

打ち方によってボーナス察知や小役奪取難易度が変わるというのも熟練スロッター向き。

打ち方だけでなく、ビタ押しで展開を有利にできる仕様も引き継がれています。

そういった意味では、ひぐらし祭2は6号機の中でも完成度が高い印象です。

ですが、それだけ。

スロットとしては面白いだけど、勝ち負けを考えるとひぐらし祭2は勝てないです。

がっつり打ったわけではありませんが、低設定はかなりキツイ。

一発ドーンで負けるわけでもなく、じわじわと飲まれていくイメージです。

ひぐらし祭2の2021年1月9日までの収支は・・・

差枚　－2200枚くらい　※正確な数字ではありません。

一発完走させれば取り返せる程度のマイナスではありますが、その舞台にも立たたせてくれない。

ＲＥＧに偏ると心折れるし、高設定でもボーナスが結構荒れるみたいです。

終日打てばある程度収束するんでしょうけど、本当にダラダラした出玉感なので疲れてしまいます。

 

ひぐらし祭2の勝ち方

ひぐらし祭2は他の6号機とは違い、間違って1000枚2000枚吐き出すような機種ではないと思います。

コンスタントにボーナスを引き、ＡＲＴを絡めつつ増やしていく仕様です。

なのでひぐらし祭2の勝ち方は、

以上の2つ。

 

高設定狙い

まだまだ情報不足が多いですが、ひぐらし初心者でも分かる設定判別要素をまとめます。

確定役出現率

確定役の出現率に大きな設定差があります。

1回出たらちょっと「おっ！？」って感じで、2回以上でたら「おおっ！！」って感じですね。

 

ボーナス中の小役

ボーナス中の小役にも設定差があります。

まぁまぁ設定差があるので、要カウントって感じですね。

ＲＥＧに関しては、斜めＢＡＲ揃いが1回でも出現すれば期待していいでしょう。

 

％示唆

祭具殿演出というか扉開いて％が飛び出す演出に設定示唆があります。

デフォルトは12％ですが、「22％」「33％」「44％」「55％」「66％」とあり、上の％が頻発しやすいほど高設定の期待が高まるそうです。※2段階の場合は1段階目の数値

 

その他設定判別要素

・ＢＩＧ中ビタ成功時の一枚絵

・ＲＥＧ中キャラ紹介

・ボーナス確定画面

 

ホール選び

一応フル攻略で設定1の機械割100％超えのひぐらし祭2ですが、いくらビタが上手くてもフル攻略は厳しいと感じています。

なので100％超えの誘惑に惑わされると大負けしかねません。

先ほど挙げた高設定を掴むためにも、ひぐらし祭2を打つ際はホール選びが極めて重要だと思います。

個人的には、

が狙い目です。

というのもディスクでもそうでしたが、打ち手に甘い機種というのはホールとしては嫌な機種。

なので低設定稼働がメインになる可能性もあります。

それでも競争率の激しければ高設定を使わざるを得ないだろうし、見せるという意味でも複数台導入ホールの方が高設定が入りやすいかと。

出玉的にＡの部分が強い機種なので、ボーナス確率の良い高設定を打つためにも、上で挙げた2つの条件に当てはまるホールに絞って打つことが大切だと思います。

これからひぐらし祭2を打つ人へ

ひぐらし祭2は、初代が好きだった人には演出面で納得のいく機種だと思います。

自分なりの打ち方で楽しめますし、技術介入要素も強いので己のパチスロ力を試せます。

しかし万人受けする機種ではありません。

ビタが苦手だとかダラダラとした感じが嫌いって人は、触らない方が身のためです。

疲れるだけです。

たぶん普通にスマホいじりながらＡタイプを打ってた方がいいと思います。

パチスロらしい感じを楽しみたいって人にはすごくオススメの機種なので、初代を知ってる知らないに関わらず、一度触ってみてはいかがでしょうか？