貧乏人ほどクレーマーになりやすい理由
貧乏人はクレーマーになりやすいという事実、カスカスです。
さて、知恵袋にこんな声がありました。
・クレーマーって、低所得な人が多いと思いませんか?
みなさんはどう思いますか?
私カスカス長年貧乏人をやってきていますが、クレーマーではありません。
しかし世間的には『クレーマーは貧乏人に多い』と思われているようです。
なぜ貧乏人はクレーマーになりやすいと言われているのか?
考えてみたいと思います。
貧乏人はクレーマーになりやすいと言われる理由
貧乏人はクレーマーになりやすいと言われる理由として挙げられるのが、
ということ。
極端な例ですが、1億円持っている人がパチンコで1万円失ったとしましょう。
たぶん1万円なんか小銭みたいなもんなんで、「あ~負けたか」くらいしか思わないと思います。
では逆に10万円しかない人がパチンコで1万円失ったらどうでしょうか?
1万円といえど資産の1/10を失ったわけですから、冷静ではいられないはずです。
そして機械のせいにする、店のせいにする、さらにはその日関わった全ての人のせいにする。
たぶんこの心の余裕の違い。
あとは、
ということも考えられます。
社会的地位の低い貧乏人には発言力がありません。
仕事では何を言っても門前払いだし、そもそも発言権がない場合も多い。
そんな貧乏人の意見が唯一通るのが、クレームです。
クレームは『モノやサービスに対するお客さんからの苦情や改善要求』のことを指し、店・会社によってはクレームに対する改善を早急に行うところもあります。
クレームで店のサービスが変われば「自分の声が通った!」と思い、それが快感となり、クレーマーへと発展していくのでしょう。
・クレームは唯一、自分の意見が通る方法
これら2つが、貧乏人がクレーマーになりやすい大きな理由だと思います。
お金がなく心に余裕がないからクレームをつける。
そしてクレームをつけることで社会的地位の低い自分が上に立った気がして、どんどんクレームを言う。
それが結果としてクレーマーになってしまうわけです。
金持ちは店を変えるが、貧乏人は変えない
もう1点追記しましょうか。
金持ちはモノやサービスが悪ければ、ワンランク上の店に変えます。
店に文句言っている時間があったら、別な店を変えた方が早いですからね。
しかし貧乏人は選択肢が狭いので、モノやサービスが悪くても同じ店にしか行かない。
クレームを言って改善してもらおうとするわけです。
店のモノやサービスが悪かったら、行く店を変えるなど自分自身で変えていく
貧乏人
店のモノやサービスが悪かったら、クレームを言って他人に変えさせようとする
こういったことも貧乏人がクレーマーになりやすい理由なのではないでしょうか?
そして私自身も販売系を経験しているので、色んな理不尽なクレームを対応してきました。
だからこそ言います。
安い客ほどうるさい
そもそもクレーマーに狙われやすい業種というのはなんなのかを調べてみると、
・小売業(スーパー・ホームセンター・コンビニなど)
・企業のコールセンター
・役所関係(市役所など)
に多いことが分かりました。
これらに共通することを考えてみると、『単価が安い』『気軽に利用できる』というのが挙げられます。
安い(もしくは無料)、そして気軽に利用できる店は、クレーマーの格好の餌食です。
過去の事例
これは過去にあった例ですが、私がドラックストアで働いていた頃、アイス(60円のアレ)が溶けたから交換して欲しいって客がいました。
これは完全に客側に落ち度がある案件でしたが、店長の一声で交換することに。
すると別な日にも同じようなことでクレームを入れてきた。
「アイスが溶けるのが早くておかしい!ちゃんと冷凍になっているのか!」なんていう始末。
アイスが溶けるのは当たり前だし、店の冷凍庫も壊れていない。
完全なるクレーマーでした。
そしてこれは62歳の知人の話ですが、〇クドナルドのポテトLサイズを買ったときほとんどが細かいポテトだったそうで、店に対して怒鳴り散らかしたと武勇伝っぽく語っていました。
確かに細かいポテトしか入っていないとショックですが、怒鳴り散らすほどのことなのかな?とも思います。
高級店でクレームってあまり聞きません。
もちろんモノやサービスがしっかりしているというのもあるかもしれませんが、そもそもクレームをつけるようなケチな人は高級店に行かないわけです。
クレーマーはだいたいは身近なお店で、安い商品を取り扱っている所に多い。
誰でも気軽に訪れられるから、変な奴も紛れ込む。
安い客ほどうるさい。
納得です。
貧乏人で居続ければいづれクレーマーになるかも
もちろん性格上の問題もあるかと思いますが、
・クレームは唯一、自分の意見が通る方法
といった理由から、金持ちよりは貧乏人の方がクレーマーになりやすいわけです。
もちろん金持ちにもクレームも言う人もいるかもしれませんが、クレーマーってほどにはならないでしょう。
今はクレーマーでなくとも貧乏人で居続ければ、いづれクレーマーになる可能性を秘めています。
年齢と共に金銭的な余裕がなくなっていけば、安いサービスに対してもモノ言いたくなるだろうし、「金持ちが憎い」「世の中が憎い」とどんどん心が狭くなっていく。
ちょっとの事でもクレームを言って、それが快感となりクレーマーへと変貌する。
そんな悪質なクレーマーにならないためにも、お金には余裕を持っておいた方がいいと思います。
クレーマー=貧乏人と笑っている人達も、他人事ではないかもしれませんよ?
ディスカッション
コメント一覧
貧乏人は自分の時間ではなくて他人を批判するのに時間を多く使い過ぎるからこそ、クレーマーが必然的に多くなってしまうよね。
賢い人であればたかだか数百円のサービスでクレームを入れるのに時間を使うくらいなら、その時間で副業で数百円以上稼いだり、自己投資に使って今後の自分の価値をあげるはず。
他人なんて自分の力ではどうしようも変えられないから、賢い人はいちいち他人の言動や態度なんて気にしない。
貧乏人ほどクレームで他人を変えようとする傾向があり、金持ちは自分を変えるという内容に関しては全くもって共感できる。
貧乏人は自己投資や副業を行うという発想力や行動力がないからこそ、己の理性に振り回されるあまりに他人に時間を使い過ぎる傾向がある。
その影響で薄給激務の中で一生懸命働いている人が迷惑をかけるのはたまったものではない。
特にGoogleレビューで気に入らない店員を実名を晒してまで叩くヤツはどうかしている。
コメントありがとうございます。
全くもっておっしゃる通りです。
確かにクレームは時間の無駄だと思いますね。
中には店側に落ち度があるクレームもありますが、販売職の経験上、ほとんどが理不尽なクレームでした。
ネットレビューでの実名晒しは、本当に逮捕案件だと思います。
時は金なり。金持ち喧嘩せず。これが全てかと。
金と心に余裕があるなら正当なクレーム「苦情」以外を入れる時間が勿体ない。
つまり無駄な時間を費やす、心に余裕のない貧乏人が多い傾向にある。そしてクレームを入れることによる承認欲求に近い。
コメントありがとうございます。
その通りだと思います。
金持ちであれば苦情を入れるよりも、その店に行かないといった方法を取るかと思います。
そこにしかいけない貧乏人だからこそ、クレームを入れて自分の思い通りにしようとするのかもしれません。