タバコを吸うと胃が痛い2つの理由【胃もたれ・胸焼けなど】
タバコを吸うと胃が痛い、カスカスです。
こんな方はいませんか?
タバコを吸うと、
・胸焼けがする
・お腹が膨れて食欲がなくなる
・胸当たりが痛い
私も長年タバコを吸っていますが、最近タバコを吸うと胃がもたれたり胸焼けすることがよくあります。
これは私だけかな?と思っていたら、タバコを吸って胃が痛くなる人は意外と多いみたいです。
タバコと言えば肺への悪影響ばかり気にしてしまいがちですが、実は胃や食道への悪影響もあるってことが分かりました。
そんなタバコを吸って胃が痛くなる人向けの記事になります。
タバコを吸うと胃が痛くなる理由
過去の経験上、症状はこうです。
・胃液が食道に逆流して胸が締め付けられるような感じ
・酸っぱいのがこみあがってきてゲップが出る
など
症状は人によって様々ですが、共通しているのは胃や食道付近の痛みってこと。
最初は違和感程度ですが、徐々に痛みへと変わっていきます。

カスカス
ではなぜタバコを吸うと胃が痛くなるのか?
その理由は大きく2つあります。
・唾液の減少
ニコチン
タバコに含まれる『ニコチン』には、血管を収縮させて血流を悪くする作用があります。

カスカス
胃にも毛細血管がたくさんあるのですが、ニコチンによる血管収縮で毛細血管の血流が悪くなり胃の働きが弱まります。
すると食べ物が消化しにくくなったり胃酸が胃を荒らし、胃もたれなどに繋がっていきます。
唾液の減少
あと『唾液』も関係しています。
唾液というのは、逆流した胃酸を中和する働きがあります。
しかしタバコを吸うと唾液の分泌量が減ります。
それだけでなく、タバコを吸うと唾を吐きたくなります。
こういった唾液の減少により逆流した胃酸を中和できなくなり、胸焼けそして逆流性食道炎へと繋がっていくのです。
もちろん胃もたれや胸焼けには別な原因がある場合もありますが、タバコを吸った後に調子が悪くなるのならタバコが原因と言ってもいいかと思います。

カスカス
今現在痛みがない人も、以下のような症状が出てきたら注意しないといけません。
・胸当たりに違和感を感じる
・タバコと一緒にコーヒーも飲む
私も昔は違和感程度でしたが、30代超えてから胃もたれや胸焼けを起こすようになりました。
胃や食道に違和感を感じたら危険ということを覚えておきましょう。

カスカス
そのまま放置すれば・・・
タバコを吸ったあとの胃もたれや胸焼けは、時間が経ったり薬を飲めばだいたい治ります。
しかしそれを繰り返していると徐々に治りにくくなっていきます。

カスカス
そしてそのまま放置すると・・・
・食道がん
といった大きな病気にもなりかねません。
そりゃそうです。
タバコで胃の働きが落ちて胃や食道が傷つけば、病気に対する抵抗力が弱くなりますからね。
実際に喫煙者は非喫煙者に比べて、寿命が10年ほど短くなるそうです。
イギリスのデータでは、70歳時点の生存率が非喫煙者が81%に対し、喫煙者は58%というデータもあります。
まぁ日本とイギリスを比べるのはナンセンスですが、それだけタバコが寿命に与える影響というのも大きいことが分かります。
サイトによっては、1本吸うごとに寿命が5分縮まるとか10分縮まるなど細かく紹介されています。

カスカス
タバコで胃が痛いのならヤメ時です
タバコで胃が痛くなる理由は、
・唾液の分泌量が減り、胃酸を中和できなくなるから
ということでした。
タバコというのはそう簡単に止められません。
ですが胃もたれや胸焼けの苦痛を考えれば、止められるかもしれません。
タバコを吸い続け、肺や大腸が知らず知らずのうちに癌になっていたってことあります。
でも胃や食道は、痛みでその危険を知らせてくれています。
「タバコを吸いたいけど、胃が痛くなるから我慢しよう」こういった気持ちになれるかもしれません。
胃が痛いと思ったらタバコのやめ時でもあり、止めるチャンスかもしれませんよ?

カスカス
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