メガソーラーが増えすぎて迷惑な件【近隣住民の私が語るデメリット】
メガソーラー増えすぎじゃね?、カスカスです。
さて今日のニュースは、日本各地に建設されている大型太陽光発電所『メガソーラー』についてです。
先日、
山口大臣は、閣議のあとの記者会見で「残念ながら一部の再生可能エネルギーの事業で、環境影響が強く懸念され、地域への説明も不十分なため、迷惑施設と見られる状況が生じている。環境配慮が不十分な事業には、今後も厳しい態度で臨む」と述べました。
というニュースがあり、【埼玉県小川町のメガソーラー建設計画に対する事業者と住民との対立問題】に関して、環境相が建設に一旦ストップをかけた形となっています。
2011年の東日本大震災くらいから、各地にメガソーラーが続々と建設されましたが、建設に際して住民とのトラブル・環境問題も多いそうです。
そんなメガソーラー問題に対して、底辺の意見を述べていきたいと思います。
なぜメガソーラーが増えすぎたのか?
以前から家庭用の太陽光発電というのはありましたが、東日本大震災による福島原子力発電所の事故を受け、原子力に代わるエネルギーとして太陽光が注目を集めました。
それにプラスして当時の民主党政権が始めた『再生可能エネルギーの固定価格買取制度』が追い風となり、地方を中心に続々とメガソーラーが建設されたようです。
主に売れ残った工業用地、過疎地域の山地、広大な休耕地などに建設され、どこの田舎に行ってもメガソーラーだけはあるって状況になってきています。
住民とのトラブル
そんな大型太陽光発電所『メガソーラー』ですが、最近では建設地域の住民とトラブルになるケースも多いようです。
その大きな理由が、
・周辺住民への説明不足
です。
発電規模が1000kW以上にもなるメガソーラーは、基本的に広い場所・発電しやすい場所に建設します。
そのため周囲の森林を伐採し、盛土をしていくわけですが・・・明らかに自然破壊ですよね。
また、規模に応じて周辺住民に説明会を開くみたいですが、基本的に事業内容の説明くらいで終わり。
「作っていいですか?」という確認もなければ、仮に住民が反対してもしっかり手続きを踏んでいるのであれば、メガソーラー建設を制限することもできない。
こうした周辺住民への説明不足がトラブルに繋がっています。
メガソーラーの近隣住民が語るデメリット
近所にメガソーラーができたとしても、近隣住民には何のメリットもありません。
マイナスはあってもプラスになることは絶対にない。
実際に実家の近所にもメガソーラーができたのですが、建設することの説明は全くありませんでした。
気づいたときには森林がなくなっていて、知らないうちに工事が始まっていました。
デメリットとしては、防風林の役目をしていた森林を切り崩して作ったので、風が強く吹くように。
そのせいで夏は砂埃が凄いし、冬は地吹雪が凄い。
そしてメガソーラーというギラギラした建造物があることで、田舎の景観が台無しになってしまった気もします。
場所によっては、水質問題や土砂災害の問題もあるでしょう。
環境に優しいメガソーラーのはずが、逆に環境に悪いのでは?と思ってしまうほど。
メガソーラーは迷惑
メガソーラー自体は別にいいと思います。
環境にも優しいと言われてますし、原子力よりは安全でしょうから。
だからといって増えすぎもどうかと思う。
環境面もそうだけど、土砂災害などの安全面にも疑問です。
しかも太陽光パネルって永久的に使えるものでもなく、結局はゴミになります。
もちろん有害なゴミも含まれているでしょうし、巨額の処分費用だってどうすることやら。
事業者が処分に困ってその場に放置ってこともありそうです。
結局何が言いたいのかというと、もうこれ以上メガソーラーはいらないのでは?ということ。
事業者にメリットはあっても、住民に全くメリットがない。
自治体の税収が増えるって意見もあるが、それも結局上の方々の懐に消えていくわけで。
ただただ自然が破壊され、近隣住民の生活・環境・安全が脅かされるだけ。
だったらメガソーラーはいらないし、迷惑でしかありません。
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