パチンコ人口が減少した理由を考える
人口減少問題はパチンコ界にも、カスカスです。
さて、衰退が囁かれるパチンコ業界ですが、その一番の理由が『パチンコ人口の減少』です。
パチンコ人口が減れば、自然とホールが潰れ、メーカーが潰れるといった悪循環になります。
【パチンコ・パチスロプレイヤー調査2022】によれば、2022年の遊技参加人口は約837万人。
十分多いようにも見えますが、これはピーク時の1/3だそうです。
なぜパチンコ人口が減っているのか?
その理由を考えてみます。
パチンコ人口が減少した理由
パチンコ人口が減った理由として良く挙げられているのが、
・ホール内禁煙化
です。
確かにどちらもパチンコ人口に影響を与えた要因かもしれませんが、正直そこまでではないと思います。
パチスロはともかくパチンコに関しては射幸性は持続していますし、ホール内禁煙も最初ほど気にされなくなりました。
そこで、私が考えるパチンコ人口減少の理由は以下の3つです。
・若者のパチンコ離れ
・新型コロナウイルス
娯楽の多様化
パチンコ人口が減少した理由一つ目として『娯楽の多様化』が挙げられます。
こちらをご覧ください。
2005年:1578万人
2022年:837万人
2005年に1578万人だった参加人口が約1/2まで減少しています。
2005年当時を振り返るとスマートフォンはありませんし、オンラインゲームも普及していませんでした。
なのでパチンコしか娯楽がないって人も多かったはずです。
しかし今はどうでしょう。
スマホゲームやオンラインゲームが普及し、多額なお金をかけずとも楽しめる娯楽が増えました。
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また、YouTubeやネットTVの普及で“暇つぶし”も容易にできるように。
といった感じで当時よりも娯楽が多様化し、パチンコしかなかった人たちが流れていってしまったこともありそうです。
若者のパチンコ離れ
2つ目の理由として『若者のパチンコ離れ』もありそうです。
全国の20代を対象とした【「若者の生活と〇〇離れ」に関する調査】では、
1位:ギャンブル 63.3%
2位:タバコ 60.7%
3位:車 39.2%
とギャンブルが1位になっています。
上で挙げた『娯楽の多様化』もそうですし、パチンコのリスクがネットを介して若年層に広がっていることも理由として考えられます。
これは若者が少ない地方ほど深刻で、メインユーザーである50~70代からの切り替わりが上手くいかず、今は大丈夫でも今後客足に影響してくると思います。
新型コロナウイルス
その他の理由としては、『新型コロナウイルス』
こちらをご覧ください。
2020年:1021万人
2021年:813万人
2022年:837万人
2020年の約1000万人と比べ、2021年は813万人と約200万人減少しています。
2020~2021年の出来事と言えば新型コロナウイルス。
そこまで気にしていない人も多いかもしれませんが、感染を不安視する人や基礎疾患のある人、高齢者世代はパチンコを控えたかと思います。
これもパチンコ人口の減少に拍車をかけた要因でしょう。
パチンコ人口減少のしわ寄せは既存ユーザーに
私が考えるパチンコ人口減少の理由は、
②若者のパチンコ離れ
③新型コロナウイルス
以上の3つ。
パチンコ人口が減少することでの悪影響は、メーカーやホールだけではありません。
我々既存ユーザーにも、
・好きなホールが閉店する
といったしわ寄せが来ます。
そして今後も少子高齢化や未曾有の災害などで、パチンコ人口がさらに減少していくことが予想されます。
だからといって出来ることは何もありませんが、巻き込まれないためにも今まで以上にホール選びを慎重に行う必要はあるでしょう。
ディスカッション
コメント一覧
自分もパチンコやってたんですけどもう行かなくなったどころか全く興味が無くなりましたね〜
仕事終わりにホール行って台のデータ見てたら、いきなり割り込んで来た人がいたり(飲み物とか玉を置いて離席とかではありません)アホみたいに大音量のやつもあるし、当たらないからってものに当たるやついるわで客層がまず終わってる。あと、今のパチスロ全く当たらん。当たらないにしても、せめて客楽しませるくらいの事はしろよ。
コメントありがとうございます。
客レベルの低下もパチンコ離れの一つってことですかね。
昔のような客を楽しませる機種が増えて欲しいものです。