仕事でミスして泣きそうな時に見て欲しい助言【ミスは誰にでもある】
仕事でミスして夜空を眺めながら泣いた時もある、カスカスです。
さてこの記事に辿り着いたということは、仕事でミスして泣きたいのでしょう。
分かります。
私は男ですが、大きなミスしてよく泣きましたよ。
帰宅途中の車内で「自分はどうせできない人間だ」とか「何やってもダメだ」と思いながら泣きましたね。
だから別に、男だからとか女だからとかもありません。
ミスすれば誰でも泣きたくなるものです。
ミスは誰にでもある
仕事のミスは誰にでもあります。
むしろミスせずに働ける人なんてこの世にいません。

カスカス
野球で例えます。
どんなにドラフトで選ばれたプロでもエラーするもので、誰だってミスはあるのです。

カスカス
「ミスは許されない」って言葉がありますが、それは個人ではなく、組織における失敗です。
個人の失敗って、少なからずの損失は生み出しますが、意外とたいしたことありません。
むしろそのミスが会社の存続に関わるようであれば、それは個人ではなく会社側のミス。
気にする必要はありません。
私の過去の例を挙げます。
私はミスして10万円の損失を出した
私が印刷オペレーターとして印刷屋に勤めていたころの話です。
地域に配る冊子の仕事が入ってきて刷っていたのですが、途中からあるミスに気づきました。
見本の色と刷った印刷物の色が一部違っていたのです。
最初は同じだったけど、途中から色が濃くなって違う感じになっていました。
一度止めてチェックしたけど、すでに8割刷り終わっている。
すぐに社長と専務、上司に謝り、刷り直しましたが、20万円くらいの仕事だったので、紙代・残業代・インク代などを加味して単純計算で10万円の損失。
もちろん終わった後に怒られ落ち込みましたが、それ以上にそのミスに気付けなかった自分に悔しく思い、泣きながら帰宅した経験があります。
ミスすると人間不信になる
ミスすると「誰からも信用されなくなった」「会社から評価されなくなる」と思い込んでしまう人も多いと思います。
それは私も同じで、ミスした次の日からは周りの目が気になって人間不信になっていました。
でもそれは気にし過ぎでした。
そのミスを問い詰める人は誰もいなく、むしろ逆に心が折れていないか心配してくれる人が多かったのです。

カスカス
もちろんミスで損失が出たのは事実。
なので私は同じミスを犯さないと心に決め、前向きに仕事をするようになったのです。
ミスは次に繋がる大事なこと
人って、ミスつまり失敗するから前に進むわけです。
スポーツでもミスして、そのミスした箇所を一生懸命練習して、本番に備えます。
開発者も何度もミスして、研究を重ねて良い物を作ります。
ミスというのは悪いことではなく、次に繋がる大事なことなのです。
ミスすれば怒られるし落ち込みます、泣きたくなります。
でもそのミスを今後にどう生かすかが重要。
成果を出せば全て解決する
上で野球の例えを出しましたが、選手はエラーや三振したからといってクビにはなりませんよね。
やはり大事なのは、ミスをカバーできるような成果を上げるということです。
どんなに三振が多いバッターでも、3割打てれば優秀バッターです。
つまりミスを忘れさせるような成果を出せば全て解決します。
成果とは売り上げ貢献だけではありません。
同じミスを犯さない事も成果の一つです。
私の例では、慣れのせいか確認を怠ったことにミスの原因がありました。
やはりミスを次に繋げるためにも、
・メモをしっかり取る
・初心を忘れない
ことが大事ですね。
そしてその失敗の経験は、次に入ってくる後輩にもリアル体験として伝える事ができ、会社全体が良くなるキッカケにもなります。
同じミスは繰り返さない
一番ダメなのが、まったく同じミスを繰り返すこと。
ミスした事を理解し、確認をしっかり行えば同じミスはほぼ防げます。
しかし100%ミスを防げるとは思いません。
確認を何度してもミスすることはあります。
ミスするのは仕方ないですが、同じミスだけは繰り返さないようにしていきましょう。
ミスして泣きそうなのは仕事に対して一生懸命な証拠
ミスして泣きそうになったり落ち込むことは、「なんでミスしたんだろう」という疑問がある人です。
そういった人はミスの原因がハッキリ分かれば改善可能です。
逆に泣く泣かないは抜きにして落ち込まない人は、仕事に対して「どうでもいいや」って思っている人です。
そういう人は仕事に対する想いが弱いので、同じミスを犯したりそのまま辞めてしまうと思います。
なので仕事でミスして泣きそうな人は、仕事に対して一生懸命な証拠です。
ミスは誰でもあります。
しかしそのミスを今後にどう生かすかが分岐点。
泣きたくなったら、夜の公園でもいいし家でもいいので思いっきり泣きましょう。
そして同じミスを繰り返さないようにミスの原因を再確認し、次の日から新たな気持ちで仕事をしましょう。

カスカス
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