仕事をバックレるっていいの?【退職届を出した方がいい】
仕事を辞めることだけは得意な、カスカスです。
「給料が少なすぎて辞めたい・・・」
「人間関係が辛いから辞めたい・・・」
といった理由から、仕事を辞めようと思うことがあります。
そんなときは退職届を提出して辞めるが普通ですが、中には「社長や会社の人にもう会いたくない」などと、仕事をバックレること(無断退職)を思いつく人もいるでしょう。
結論から言いますが、仕事をバックレるのは絶対ダメです。
どんなに社長や会社に恨みがあっても黙って辞めず、退職届を提出しましょう。
そんな仕事をバックレることに関してと、退職届についてお話します。
仕事をバックレること
正社員でもパート・アルバイトでも、仕事を無断で辞めたいときは確かにあります。
・会社の人に会いたくないとき
・単純に退職を伝えづらいとき
・会社に迷惑をかけたいとき
たぶん仕事を辞める時は退職届を提出するってのは誰しもが分かっていると思いますが、それでも『会いたくない』『行きたくない』といった理由からバックレたくなるものです。
ですが、仕事をバックレることは決していいことではありません。
しっかりと退職届を提出しましょう。
そう思われるかもしませんが、私は別にビジネスマナーだからという理由で言っているのではありません。
今後の転職活動に影響が出る
仕事をバックレることで、今後の転職活動に影響が出る場合があります。
というのも、退職時に会社から受け取る書類ってのがあり、その発行に時間がかかってしまうからです。
・離職票
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・年金手帳
など
これらは次の転職時にも使うものです。
無断で辞めようとしても会社側には退職の意思が伝わっていないので、在職扱いにされ全然発行して貰えないこともあります。
退職書類がないと転職できなかったり、失業手当が貰えないというデメリットがあります。
返すものがあれば、結局会社に行かなければならない
入社したときに備品や衣服・名刺など、会社から貸与されたものがあると思います。
そういった貸与物があれば、退職時に会社へ返さないといけません。
バックレてこういった貸与物を返さないと『業務上横領罪』になるみたいです。
もちろん郵送でもいいですが、何を貸与されたかちゃんと把握していなければ、怒り狂っている会社からの報復もありえます。
つまり結局は、貸与物を返しに会社に行かなければならないってこと。
無断で辞めるよりは、退職届を叩きつけた方が気持ちいい
例えば給料面・過酷勤務などが辞めたい理由となっているなら、無断で辞めるより退職届を叩きつけた方が気持ちがいいです。
堂々と退職届を提出し辞めることが、今まで雑に扱ってきた会社への復讐にもなります。
人間関係が理由で辞めたいって人も、バックレるのはNG。
退職届は郵送でもいいそうなので、後々のトラブルを避けるために郵便局の内容証明を取って郵送しましょう。
バックレずに退職届を出した方がいい
上記の理由から、バックレるよりも退職届を出して辞めた方がいいです。
ですが「退職届はめんどくさい」「退職届を書きたくない」という人もいるでしょう。
しかし退職届を書くのは、何も難しい事ではありません。
早い人なら、カップラーメンと同じ3分で書き終えられます。
退職届の書き方
退職届って言っても難しいことはありません。
「一身上の都合により、平成○○年〇月〇日をもって退職致します。」的な事を縦書きで書けばいいだけです。
例を上げますので、この通り書いていけば問題ないでしょう。
記入が終わったら、白い封筒の表面に「退職届」と記載し、裏面の左下には部署と名前を記入します。
提出する相手は会社の代表や副代表または直属の上司でいいと思います。
退職届は何で書けばいいの?
退職届は、手書き(ボールペン)もしくはパソコンで作成しましょう。
用紙は白い便箋の方が丁寧だと思いますが、用意するのがめんどいならコピー用紙でもいいです。
パソコンで作成する場合は、B5orA4サイズに記入する形でいいと思います。
個人的には退職届にそこまで気を遣う必要はないと思っており、多少字が汚くても問題ありません。
退職届と退職願の違いは?
正直どちらでもいいと思います。
ただ『退職“願”』だと「退職していいですか?」とお願いしている形になるので、退職の意が固まっているのなら『退職“届”』にして提出したほうがいいでしょう。
退職届提出のタイミング
基本的な退職届の提出日は、退職前2週間~1か月とされています。
これは個々の会社規定で定められていますが、基本は「会社に迷惑がかからないよう」にです。
2週間前でオッケーなのは日給や時給のパートや非正規労働者。
正社員の場合は1か月~3か月前です。
ネットでは短くてもいいという意見がありますが、会社の規則に従うのがベストです。
ただし例外もあり、精神的苦痛や体調面が退職理由だったりする場合は、事情を伝えたうえで2週間前でも問題ないとのことです。
仕事をバックレて辞めないように
仕事をバックレて辞めたい気持ちは凄く分かります。
しかしバックレても何も良い事はありませんし、それで完全に辞めることは不可です。
損害賠償を求められるということは基本的にないと思いますが、変なトラブルになったりして、今後の活動に影響が出てしまいます。
そうならないためにも、最後くらいは退職届を堂々と出して辞めましょう。
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