履歴書に書いた嘘はバレるのか?【嘘がバレる6つの原因】
嘘は時には必要、カスカスです。
さて履歴書を書くうえで、
・自分を良く見せるために嘘を書きたい
って人もいるかもしれません。
しかし過去記事でも言いましたが、履歴書はその人のカタログ。
履歴書には本当のことを書かないといけません。
ですが100%馬鹿正直に書いていては、一生仕事が受からないこともあります。
なので時には、嘘を書くのも必要でしょう。
履歴書でよくある嘘
ハッキリ言って、履歴書は嘘の塊。
100%本当のことを書いている人なんてほとんどいません。
例えば、
・なんとなく受けた
・家が近いから受けた
って人でも本当のことは書けないので、
・スキルアップのため志望した
といった嘘の志望理由を書いていると思います。
こんな感じで、履歴書は嘘で塗り固められているわけです。
職歴
履歴書の嘘で多いのが、職歴の嘘。
例えば、職歴が多い人。
履歴書の欄では足りないほどの職歴がある人は、応募先に良い印象を持たれません。
なので、職歴を減らしたり勤務期間を延ばしたりすることがあります。
・A社を書かずに、B社の在籍期間を延ばす
・短い在籍日数だった会社を書かない
職歴の嘘についてはこちらで書いてます。
志望動機
志望動機って8割嘘です。
「御社の取り組みに魅力を感じ、私も・・」なんちゃらみたいなことを書くと思いますが、それはあくまでも受かりたいがための嘘。
・良い給料だった
ってのが本音。
たぶんそれは採用する側も分かっているはず。
ただ本当のことを書いても採用されないので、嘘を書くしかないわけで。
ネットで探し出したテンプレート通りに書いている人がほとんどだと思います。
趣味
履歴書の趣味欄も人によっては嘘をつくしかありません。
趣味がない人やパチンコなどのギャンブル、ゲームが趣味の人は書きにくい項目です。
気にしない人は書いてもいいですが、あまり良い印象を持たれません。
なのでよくある嘘が、
・読書
・映画鑑賞
といったこと。
当たり障りのない答えやすい趣味を書いてる人がほとんどではないでしょうか。
履歴書の嘘がバレる6つの原因
では、履歴書に嘘を書いてバレるのか?って話をしていきましょう。
私の経験上、よほどな事がない限り履歴書の嘘はバレません。
過去に職歴や趣味などの項目に嘘を書いてきましたが、誰かに突っ込まれたこともありません。
しかし極まれに、嘘がバレてしまうパターンもあります。
ここでは履歴書の嘘がバレる6つの原因をご紹介します。
各種書類
職歴の嘘は各種書類でバレることがあります。
・雇用保険被保険者証
・退職証明書
など
といった書類には、前職の社名や退職日などが記載されています。
これらは入社後に提出を求められるパターンが多いです。
他にも入社後に【卒業証明書】や【資格の合格証】などの提出を求められることもあるので、学歴と資格は嘘を書かない方がいいと思います。
経歴調査
企業によっては経歴調査を行うところもあります。
経歴調査されてしまえば、履歴書の嘘はもろバレ。
しかし、一般的な中小企業であれば経歴調査はしません。
というのも、個人のプライバシーに関わる問題だったり、調査すること自体めんどくさいからです。
ただ糞真面目な会社であれば、経歴調査してくる可能性もゼロではないと思います。
過去の職場との関わりがあった
・同じ企業組合に属している場合
など、過去の職場と今の職場に関わりがある場合は嘘がバレる可能性もあります。
履歴書に書かなかった会社の人から「あれ?君、前うちの会社に居たよね?」なんてことを言われるだけならいいのですが、それが回りまわって転職先に伝わればアウト。
同じ地域内での転職なら要注意です。
自分で言ってしまう
転職先で同僚と仲良くなると、ついつい過去の経歴を自分で言ってしまうこともあります。
「実はあの会社にいたんだ」とか「履歴書に嘘を書いて入社した」なんてことを言ってしまうと、それが上司に伝わる可能性もあります。
飲み会の席で調子こいて言ってしまうってケースもあるそうです。
話の矛盾
面接などで、話の矛盾が生じればバレる可能性が高くなります。
例えば、A社に1年しかいなかったのに3年いたと履歴書に嘘を書きます。
面接時に「A社には1年勤めていて・・・」と、つい本当の事を話せばその時点で嘘がバレてしまいます。
その他
他にも、
・過去の会社の社長と転職先の社長が知人だった
・所有物から過去の経歴がバレる
などといったケースも考えられます。
嘘がバレたらどうなる?
では、履歴書に嘘を書いてバレた場合どうなるのか?
入社前であれば、不採用になるだけです。
しかし問題は入社後。
履歴書の嘘が何かのキッカケでバレた場合、その嘘が会社に損害を与えるようなことにあれば『懲戒解雇』の事由になってしまいます。
例えば、持っていない資格を「持っている」と記載し採用された場合。
資格の有無を採用条件にしていたのに、持っていないとなると業務ができないので会社に損害が生じます。
こういった場合は、懲戒解雇の対象です。
ただし履歴書の嘘が会社に損害を与えるほどではない場合は、そこまで追及されません。
ある意味、嘘を見抜けなかった会社の責任です。
とはいっても、あまり過去の事例がないので嘘がバレて何が起こるかってのは分かりません。
履歴書の嘘はバレない!でもほどほどに・・・
ここでは履歴書の嘘について書いてきました。
履歴書の嘘はよほどのことがない限り、バレることはありません。
ただし、
2. 経歴調査
3. 過去の職場との関わりがあった
4. 自分で言ってしまう
5. 話の矛盾
6. その他
こういったことで履歴書の嘘がバレることもあるので、できれば嘘は最小限に抑えた方がいいと思います。
いくらバレないとはいえ、バレるかもしれないという恐怖が常に付きまといます。
もちろんバレたとしても、会社に影響がない程度なら追及されることもありませんが、評価や人間関係でマイナスになる可能性はあります。
だからといって「100%正直に書け」ってことでもありません。
採用を勝ち取るためには、多少の嘘も必要です。
というか世の中の就業者の約8割くらいは、履歴書に嘘を書いて採用され働いていると思っています。
もし職歴や志望動機などが原因で不採用が続いていると思ったら、多少の嘘を取り入れていきましょう。
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