『パチンコ業界は終わり』と言われる4つの理由
パチンコの終わりは私の終わりでもある、カスカスです。
さて、パチンコ業界には逆風が吹き続けています。
2018年:大当たり出玉最大1500玉に引き下げ
2020年:パチンコ店全面禁煙化
2020年:新型コロナウイルス襲来
近い将来:カジノの日本上陸
規制やらなんやらもここ10年くらいでかなり広がったし、新型コロナが襲来した際は世間からの風当たりも強くなりました。
毎回何かあるたびに「パチンコ終わりだ」なんて叫ばれているパチンコ業界ですが、本当にパチンコは終わりなのでしょうか?
考えていきます。
『パチンコ業界は終わり』と言われる理由
ネットなどで『パチンコ業界が終わりだ』と騒がれている理由を見ていきたいと思います。
規制の強化
まず、パチンコ終わりと叫ばれる大きな理由が『規制の強化』。
出玉規制であったりスペック規制であったり、当時よりも一撃性のない機種が増えてきています。
もちろん数万発出せる機種も存在しますが、当時と比べればかなり減りました。
一撃性でアピールできないからか、筐体と演出だけは立派。
ボタンが生首になったり、データ機の見えないくらいの屋根がついたり、剣だとか銃だとかのオモチャ付き。
それでも規制の影響をモロに受けているパチスロよりはマシだと思いますが、昔からのパチンコユーザーからすれば物足りなさはあるかもしれませんね。
遊戯人口の減少
パチンコ離れは年々進んでいるそうです。
パチンコの参加人口(パチスロは含まない)は2013年に1000万人を割り、2020年は894万人と、1998年のピーク時(約2700万人)から1/3にまで減少しています。
これが規制による影響なのか人口減少による影響なのか分かりませんが、こういった遊戯人口の減少もパチンコ業界が終わりと言われている理由でしょう。
新型コロナによる影響
2020年に入り、パチンコ業界を大きく揺るがしたのが新型コロナウイルス。
東日本大震災でも数日で営業強行したパチンコ屋もありましたが、さすがに国の発した緊急事態宣言には屈した様子。
2020年4月~5月の数週間から1か月程度休業を余儀なくされたパチンコ店も多く、その結果、小規模店を中心に閉店が相次ぎました。
そして新型コロナが襲来した当初はパチンコ店に対する世間の風当たりも強く、自粛期間中なのにパチンコをする人達も多く取り上げられました。
今は落ち着いていますが、パチンコ店とパチンコをする人たちの悪い印象ばかりが残り、「パチンコ終わったな」って思った人も多かったのではないでしょうか?
将来的なカジノの誕生
日本では2016年に統合型リゾート整備推進法案(カジノ法案)が可決され、いづれは日本にカジノが誕生する可能性があります。
カジノが誕生すれば、グレーな存在であるパチンコが毛嫌いされるのは必須で、パチンコの本当の終わりがやってくるのでは?とも言われています。
ただカジノとパチンコではゲーム性が全く違い、さらにはターゲットとなるユーザー層も違います。
カジノ →富裕層のギャンブル
なので直接的な影響はないと思っていますが、ギャンブル依存症に対する世間からの風当たりが強くなればなるほど、パチンコも非難の対象となり、さらなる規制強化が進んでパチンコの終わりが近づく可能性もあります。
私の意見『パチンコ業界は終わらない』
どんなにパチンコは終わりと騒がれても、なんだかんだで終わらないのがパチンコ業界。
過去にも色々な規制が行われてきましたが、その都度その規制に合わせた機種が登場するし、ユーザーも文句を言いながらも楽しんでいます。
法的な規制がない限り、いきなり「はい、パチンコは今日から終わりです」なんてことは絶対ないわけです。
もちろんパチンコ業界は徐々に衰退していくでしょう。
それは規制うんぬんというよりは、
・少子高齢化
といった日本国内の問題が影響してくると思います。
実際に地方の小型店を中心に廃業が続き、さらにはメーカーの倒産・リストラも相次いでいます。
これはどんなに業界が取り組んでも防げない問題であり、パチンコ業界は『衰退していくものの、終わりにはならない』というのが私の意見です。
パチンコの未来
これはあくまでも憶測ではありますが、パチンコ業界が終わるどころか活気づく可能性もあります。
確かに業界全体が厳しくなっているのは事実だと思いますが、メーカー同士の経営統合や新たな挑戦を行って生き残りを賭けています。
注目していきたいのが『スマパチ(スマートパチンコ・スマートパチスロ)』
簡単に言えば、玉やメダルに触らずプレイできるパチンコです。
初期投資はかかるものの余計な設備が不要なので、ホールの小型化や他業種によるパチンコ業界への新規参入も可能性としてはゼロではないでしょう。
また、パチンコメーカーも厳しい逆風にさらされていますが、長年培ったノウハウを生かし、海外のカジノ産業へ参入する企業も増えてきているとのこと。
韓国・仁川のIR施設『パラダイスシティ』に45%出資し運営
ユニバーサル
フィリピン・マニラで『OKADA MANILA』を運営
この他にもマルハンやダイナム、ベガスベガスといったホール業界もカジノへの出資・運営などの参入を行っています。
過去にどんな規制があっても、どんな苦難があっても乗り越えてきたパチンコ業界。
それはこの先の未来も同じでしょう。
みなさんのご意見・ご感想をお待ちしております。
ディスカッション
コメント一覧
最近は遊パチに切り替え予算3000円で週3回いっています。さらに1パチで毎回全ての記録をパソコン管理して、データとるようにしたら勝率が6割で安定しました。月に8000円から12000円のプラスです。半年データみると台の特性が明確に出るしかなり勝ち方も安定しました。やはりパチンコといえども頭使わないと勝てないてすね。
コメントありがとうございます。
かなり本気度が高いですね!
確かにパチンコも機械ですから多少の癖というのは出ると思います。
月に8000円でも年間96000円ですから勝ち組の部類ですよ。
パチンコは確かに雇用を生んではいますけど、無くなれば失業者は増えますが今までユーザー負ける分のお金が消費に繋がりますよね?
それこそ膨大な額です。
パチンコ業界は官僚も絡んでますし、上の方でのお金の流れがかなり不透明ですし。
結局パチンコ業界は無くなった方が長い目で見ると良いような気がするね。
貴重な意見ありがとうございます。
確かにパチ屋が無くなることでユーザーのパチンコに使っていたお金が別な所に流れていけば問題ありません。
景気も良くなるかもしれません。
しかしパチ・スロがなくなったとしても、人間というのは欲深い生き物ですので他のギャンブルに使う場合や新たなギャンブルが登場する可能性もあります。
業界のお金の流れをもっと明確にしてくれれば「娯楽」としての生き残りも考えられますが、確かに今のままだと不信感しかないですね。