田舎者は性格が悪いと言われる理由【実は悪くない？】

2022年9月7日

生粋の田舎者、カスカスです。

【自然豊かな田舎で育つと性格がいい】

ゲームやアニメの観すぎでしょう。

本当の田舎者は性格が悪いです。

ただ先に言っときますが、全員ではありません。

性格が悪いのは、ほんの一部の古い価値観を持った田舎者です。

 

田舎者は性格が悪いと言われる理由

【田舎者は性格が悪い】

これはよくネットでも言われています。

なぜ田舎者は性格が悪いと言われるのか？、その理由を私を例に考えてみます。

 

コミュニケーション不足

田舎者は性格が悪いと言われる理由の一つに『コミュニケーション不足』があります。

田舎では、不特定多数の人と関わる機会がほとんどありません。

私を例に挙げてみます。

人との関わりは、幼少期から高校までで磨き上げられると思いますが、田舎ではだいたい同じメンバーで中学くらいまで過ごすので、不特定多数とのコミュニケーション能力が身に付きません。

 

関わる人が少なければ、コミュニケーション能力は身につきません。

地元の狭い範囲でのコミュニケーション能力は高いと思いますが、外の世界に行くとコミュニケーション能力はグッと下がる。

それが都会の人からすれば、【陰湿】【性格が悪い】といった印象に繋がってしまうのかもしれません。

 

 

家に引きこもりがち

田舎者の性格が悪い理由として２つ目に考えられるのが『家に引きこもりがち』ってこと。

イメージ通りではありますが、田舎には娯楽が少なく、外出するってことはあまりありません。

 

じゃあ何をして過ごすかというと、家の中でゲームやスマホ、パソコンいじりをして過ごします。

これにより、上記で挙げたコミュニケーション不足に拍車をかけるだけでなく、性格面でもひねくれていってしまいます。

 

方言

３つの理由として『方言』もあげられます。

小さいころから方言で育っているので標準語が分からず、外部の人と話すときに上手く意思疎通ができないこともあります。

自分の言葉が伝わらないと、どうしても強く言葉を発しがち。

少しキツめの方言もありますので、そういったのが“性格が悪い”に繋がっている可能性もあるでしょう。

 

噂がすぐに広まるから

『噂がすぐに広まる』ことも田舎者が性格悪いと言われる理由かもしれません。

過去記事でも書きましたが、確かに噂はすぐに広まります。

ただ、田舎は人口が少ないから広まりやすいだけで、噂は都会でも同じ。

 

しかし都会なら噂を噂で掻き消すこともできるが、田舎では不可能。

引っ越すのも難しいので、田舎での悪い噂は一生付きまといます。

 

本当に田舎者は性格が悪いのか？

私自身田舎暮らしが長いので、都会人からどう思われているか分かりません。

しかし私からすれば、

田舎者は性格が悪いのではなく、人付き合いが苦手なだけ

と思うわけです。

 

よく田舎を舞台にした番組がありますよね。

ポツンのほにゃららとか、笑ってほりゃららとか。

そこで取材を受ける人達は、比較的気さくな人が多いと思います。

ヤラセでは？と思われるかもしれませんが、あれが現実でしょう。

 

ただ人見知りが多かったり、上手く言葉を伝えられない人が多いのも事実。

コミュニティが狭いので、単にコミュニケーション不足が原因だと思います。

 

人による部分も大きい

これを言ったらキリがないですが、田舎者うんぬんよりも性格の良し悪しは『人による部分』が大きいと思います。

「田舎者は性格悪い」と思っている人は、今まで出会った人達が性格悪かっただけ。

性格が良い人もいれば、悪い人もいる。

これは田舎も都会も関係ありません。

 

田舎者は性格悪くない（仮）

よくよく考えると、大半の都会人は元を辿ると田舎から上京してきたような田舎者。

仮に都会生まれであっても、親が田舎者って人がほとんどだと思います。

なので田舎者＝性格が悪いとは言えません。

 

“村八分”“村社会”という言葉があるように、確かに昔の田舎は性格が悪かったみたいです。

そりゃそうです、今みたいな通信環境なんてなかったわけで、知らない場所から来た人に対する抵抗感も少なからずあったでしょう。

しかし今は違う。

田舎者が性格悪いというのは、昔の話といっていいでしょう。

 

もちろんネットには、田舎に対する文句書いたブログなどが多くあります。

しかしよく見ると首都圏への転職を促すサイトだったり、田舎者が田舎に吠えているだけのブログだったり。

私のような腐った性格の田舎者もいますが、田舎者全員が性格悪いってわけではなく、都会と同じく色んな人がいるよってことだけが伝わればいいなって思います。