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「一生結婚するつもりはない」が過去最多になった4つの理由

2022年9月10日

一生結婚するつもりはない、カスカスです。

さて先日のニュースで、

国立社会保障・人口問題研究所の調査によりますと、独身(18~34歳)で「一生結婚するつもりはない」と答えた人が、男性で17.3%、女性で14.6%と過去最高になりました。一方「いずれ結婚するつもり」と答えた人は過去最低となっています。

とありました。

ただでさえ超少子高齢化が叫ばれる中、このアンケート結果は今後の日本を揺るがす問題だと思います。

なぜ「一生結婚するつもりはない」が過去最多になったのか?

独身底辺が理由を考えてみます。



 

「一生結婚するつもりはない」が過去最多になった理由

まず、国立社会保障・人口問題研究所の調査をご覧いただきましょう。

【一生結婚するつもりはない】の割合
男性
1982年:2.3%
2002年:5.4%
2010年:9.4%
2015年:12.0%
2021年:17.3%
女性
1982年:4.1%
2002年:5.0%
2010年:6.8%
2015年:8.0%
2021年:14.6%

1982年は0%に近い数値だったのに対し、現在は5~6人に一人の割合で【一生結婚するつもりはない】となっています。

その理由として考えられるのが、以下の4つ。

・将来に対する不安
・新型コロナウイルス
・生き方の多様化
・恋人ができない

 

将来に対する不安

まず一つ目に考えられるのが、将来に対する不安です。

ネットには、

・若者の低所得化が原因だ
・今の生活で精一杯

といった意見が挙がっています。

確かに調査が始まった1982年よりも、収入に対する支出が多くなっているのも要因でしょう。

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カスカス

スマホやネット代金なんて当時はなかったでしょうからね

 

しかしこの『将来に対する不安』、個人的にはあまりしっくりきません。

というのも将来に対して不安があっても、「一生結婚するつもりはない」とはならないからです。

経済的なことよりも、【異性関係で過去に嫌なことがあった】もしくは【そもそも異性を好きになれない】【親の離婚を見て】といった別な要因から将来の不安を感じているのかもしれません。

 

新型コロナウイルス

2つ目の理由は新型コロナウイルス

新型コロナウイルスによって生活スタイルが大きく変わり、自宅に籠って過ごす人も多く、異性との出会いが極端に減ったかと思います。

常にマスクを着けているので、相手の顔や表情も分からなくなってしまったのも要因でしょう。

 

ただデータを見ると、【一生結婚するつもりはない】の割合は元々増加傾向でした。

なので新型コロナがあろうがなかろうが、同じような結果になった可能性もあります。

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カスカス

新型コロナで拍車がかかったのは事実でしょうけど

 

生き方の多様化

3つ目の理由が生き方の多様化

調査が始まった1982年と比べ、娯楽や仕事・生活スタイルまで大きく変わりました。

女性の社会進出も進み、誰かと一緒じゃないと生きていけない時代ではなくなっています。

 

今は色んな娯楽がありますので独身でも毎日を楽しく過ごすことができますし、会社や団体などに所属せず働くフリーランスなんかは配偶者のいない方が自由に仕事をできます。

国が自由で裕福になるほど結婚しない人が増える傾向だと思うので、こればかしは仕方ないことなのかもしれません。

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カスカス

結婚することは、自分自身にとってデメリットと感じている人が増えているでしょうね

 

恋人ができない

4つ目は恋人ができない

内閣府の調査では【結婚していない理由】について、「適当な相手に巡り合わないから」が57%でした。

結婚を意識するのは交際相手ができてからであり、そこまでに至らず諦めてしまう人も多いのだと思います。

 

また、最初から結婚しないと決めているのではなく、恋人ができず「一生結婚するつもりはない」と強がっている人もいるでしょう。

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カスカス

はい、私もその一人です

昔よりは容姿が重視されている時代ですし、相手に求める条件も厳しくなっているので、戦わず諦めてしまっているのかもしれません。

 

ネットの声

ネットニュースで挙げられていた声を取り上げてみます。

・結婚にメリットは少ないかと…これだけスマホが普及して異性と簡単に出会える。もっと言えば簡単に身体の関係にまで進展する。つまり、気に入らないと思われたら浮気される可能性も格段に上がりました。
・愛する人と結婚して、掛け替えのない家族と歩んでいく人生は間違いなく素晴らしい。独身を貫いて、自由気ままに生きていく人生だって、同じくらい素晴らしいと思う。
・昔より結婚する魅力が薄れているだけだと思う。なぜなら若者の非正規雇用の増加。低所得。



 

結論:生き方の多様化

上記で挙げた、

・将来に対する不安
・新型コロナウイルス
・生き方の多様化
・恋人ができない

以上の4つが理由で、「一生結婚するつもりはない」が過去最多になったのだと思います。

その中でも『生き方の多様化』が一番の理由ではないかと思います。

内閣府の調査【結婚していない理由】でも、1位の「適当な相手に巡り合わないから(57%)」に続いて「自由や気楽さを失いたくないから(32.9%)」が2位でした。

出典:内閣府

やはり独身でも生きていける・楽しめる環境になっていおり、結婚することは逆にデメリットと感じてしまっているのだと思います。

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カスカス

ここ数年で、趣味や副業に励む人が急激に増えましたからね

 

ただ一つ。

「一生結婚するつもりはない」ばかりに視点がいきがちですが、未だに80%以上の人が「いずれは結婚するつもり」と答えています。

正直、「一生結婚するつもりはない」人に対して、国や社会がどんな支援を行おうとも意味がありません。

重要なのは「いずれは結婚するつもり」と考えている人たちへのサポート。

結婚したくてもできない人へのサポートこそが、今後の日本にとって大切なのかもしれません。

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カスカス

ネットニュースでは色んな意見があったけど、人それぞれ生き方は違うからどっちでもいいと思う。ただ50代になって「結婚してれば良かった」と嘆く知人もいるので、少しでも結婚を考えているのなら若いうちから行動した方がいいかもね




プロフィール

 

※画像は本人ではありません

年収180万円の低所得者。

副業が大好きで、底辺の頂点目指しています。

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