なぜパチンコ店には高齢者が多いのか?【毎日いる】
地元のホール7割高齢者、カスカスです。
さて、みなさんのメインホールの客層ってどんな感じですか?
我が家の近隣にはパチンコ店が数軒ありますが、どの店も5~7割くらいの客層を高齢者が占めています。
都市部はともかく、地方ではこういった傾向が強いと思います。
そこで疑問。
なぜパチンコ店には高齢者が多いのか?
普通に考えれば分かることですが、改めて考えてみましょう。
パチンコ店に高齢者が多い理由
と疑問に思う人もいるかもしれません。
確かに都市部では若者が多いパチンコ店ですが、地方に行くほど高齢者(65歳以上)の割合が高くなっています。
実際に地方のパチンココミュニティサイトでは、
・「パチ屋」という名の老人ホーム
なんて書かれています。
なぜパチンコ店に高齢者が多いのか?
その理由は以下の通りです。
毎日暇でパチンコしかない
パチンコ店に高齢者が多いのは、『毎日暇でパチンコしかやることないから』かもしれません。
先ほど“地方ほど高齢者の割合が高い”といいましたが、地方における娯楽と言えばパチンコくらいしかない。
若者であればパチンコ以外の娯楽を楽しめるかもしれませんが、高齢者にとって気軽に行けるパチンコ店が唯一の娯楽ってことも考えられます。
また、高齢者というのは65歳以上の人たちを指し、そのほとんどが定年を迎えた人たち。
「時間とお金を持て余しているためパチンコ店に向かってしまう」というのも理由の一つかもしれません。
ただ地方では65歳以上の農家も多いし、シルバー人材として働いている人もいるので、パチンコ店に来ている高齢者全員が毎日暇とは限りません。
環境がいいから
高齢者にとってパチンコ店は『環境がいい』のかもしれません。
適温に設定された室温、孤独を忘れられる賑やかな空間、ホールだけで出会える話し相手・・・
子供が独立した家庭や独身の高齢者などにとっては過ごしやすい環境でしょう。
中には、
・仲間に会うためパチ屋に行く
といった人たちもいるくらいです。
依存症の末路だから
今回こうやってネタにしていますが、パチンコ店にいる高齢者達は将来の我々かもしれません。
若いころにパチンコにハマり、パチンコ以外に楽しみのない依存症のまま定年を迎える。
「毎日パチンコできる!やったー!」くらいの気持ちでパチ屋に通う。
といった『パチンコ依存症の末路』かもしれません。
と疑問を持つ人もいるかもしれませんが、年金収入で遊んでいる人もいるほか、現役時代に貯めたお金を持て余してパチンコに使っている人もいます。
現役時代に頑張っていたのだから好きなように使えばいいと思いますが、そのお金の使い道・老後の楽しみが“パチンコだけ”となると、呆れるというよりかはちょっと悲しい気もします。
高齢者の遊戯人口はそこまで多くない?
とここまで『パチンコ店に高齢者が多い』という話で進めてきましたが、本当に多いのでしょうか?
2016年にアミューズメントジャパンが全国の18歳から79歳を対象に調査によると、遊戯人口の多い年代順に、
2位:30代
3位:20代
となったそうです。
【遊戯人口の約7割が49歳以下】【60代以上は2割】というデータもあります。
つまりデータ上では、『パチンコ店に高齢者が多い』というのは間違いになります。
じゃあなぜパチンコ店に高齢者が多いように見えるのか?
それは”【地域】【ホール】【時間帯】によって偏りがあるから”と言えるでしょう。
高齢化率の高い地域、低貸の多いホール、現役世代が働いている時間帯である日中などは高齢者が多い印象。
高齢者が多いパチンコ店は出る?
高齢者が多かろうが少なかろうが正直言ってどうでもいい。
我々が知りたいのは、高齢者が多いパチンコ店は出るのか?出ないのか?ってこと。
普通に考えれば・・・出ません。
というのも現役世代に比べて、データ収集や解析を調べる人が少なく、高齢者は釘・設定に関してそこまで重視していません。
となれば、パチンコ店側もそこまでシビアにイジる必要はなく、激アマ釘・設定6なんか絶対に入れないでしょう。
なので設定狙いは諦めた方が無難です。
しかし地方ではこういった高齢者の多いパチンコ店がデフォなので、そんな厳しい状況でもうまく立ち回る必要があります。
数軒のデータで申し訳ありませんが、高齢者の多いパチンコ店は、
・海コーナーは賑わっている
・ジャグラーコーナーは賑わっている
・アニメ系コンテンツは不人気
・中途半端なゲーム数で辞めてる台が多い
といった傾向にあります。
それを踏まえれば高齢者の多いパチンコ店での立ち回りが見えてくると思います。
1パチは安定?
高齢者の多いパチンコ店では、1パチが人気です。
人気ゆえにパチンコ店側も、1パチをそこまで極端に絞ることはないでしょう。
一度お気に入りの店を見つけたら通い詰めるのが高齢者の特徴なので、釘を締め捲ったら一生戻ってきません。
良くもなく悪くもない安定的な釘調整で楽しませてくれると思います。
ただ店によっては極悪釘なので、下記の記事を基準にしてみてください。
海系パチンコは狙い目?
高齢者の大好物といえば【海物語】
歳を取るとガチャガチャした機種よりは、演出のシンプルな海に落ち着くそうです。
稼働がいいので、割と釘も良心的。
という事で海物語が狙い目となります。
海物語と同じく稼働の良い【ジャグラー】に関してはあまり期待できません。
高齢者は設定よりもオカルト重視なので、店としては設定6をわざわざ使う必要はないと思います。
良くて4くらいで入れてくるはずです。
ゾーン狙い、天井狙いが有効?
高齢者の多いパチンコ店では、中途半端に回したゲーム数で落ちていることが多々あります。
100G回して止め、200G回して止めといった根拠なしに打って止めていく。
高齢者が多くライバルが少ないパチンコ店であれば、ゾーン狙い・天井狙いがしやすいと思います。
まとめ
なぜパチンコ店には高齢者が多いのか?
それは、
・環境がいいから
・依存症の末路だから
ということが関係していそうです。
ただ遊戯人口的には高齢者の割合はそこまで高くないそうです。
それでも多く見えてしまうのは、【地域】【ホール】【時間帯】によって偏りがあるからだと思います。
まぁパチンコ店としては若者に糞釘・低設定で見切られるよりも、惰性で打ってくれる高齢者の方が嬉しいわけで、重要な客層とも言えるでしょう。
「なんかうちのホール、高齢者多いな」と思ったのであれば、若者の多いメリハリある店に行くか、立ち回りを変えた方がいいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
私はパチンコをしたことがありませんし、
パチンコ屋に行ったことはないですが、
パチンコ、パチスロは娯楽の一種として
定着している以上、パチンコ=悪としてしか
見ないのも、どうかと思います。
確かにパチンコ依存症などは良くないし、
暇とお金を持て余しているからパチンコへ、
という老人もいるかもしれないですが、
それは、仕事だけの人生にしてしまった社会の
あり方にも問題があると思います。
私の知っている高齢者は、年金の範囲内で働いたり、
趣味のスポーツや地域活動、ボランティアなど
多岐にわたっていて、パチンコに明け暮れる人はいません。
老人の居場所を作るのも大切かな。
地域の高齢者福祉センターなどには
いっぱい趣味づくりの講座などがあり、
無料か、かなり安い料金で、楽しめる催しもあります。
パチンコ老人を「人生の末路」などと言わないで
あげてほしいです。