【会社の犬】社畜になりやすい人の特徴と末路
会社に飼われてしまった社畜、カスカスです。
私はご存じの通り、色々な会社を転職してきましたが、やっぱり色んな会社があるわけですよ。
残業代を出さないとか、休みが全然ないとか、変な勤務体系だったりとか・・・。
それでも何も言えずに黙々と働いている人もたくさん見てきました。
いわゆる【社畜】と言われる人たちです。
会社の家畜、簡単に言えば『会社の犬』の事。
餌(給料)を与えられ飼い慣らされている犬(いいように使われている社畜労働者)。
海外では【賃金奴隷】とも言う
飼い主である会社は犬の扱いがうまく、最初から社畜として扱う事はないでしょう。
会社というリードに繋ぎ、役職という服を着せ、給料という名の餌を与える。
そうやって徐々に飼いならしていきます。
そのため労働者は、自分が社畜という自覚がなく「休みがなくて大変だけど良い給料だから頑張れる」「社長に褒められたいから頑張る」と自分に言い聞かせてキツイ仕事を耐えていることでしょう。
しかしその時点ですでに会社の犬つまり社畜になってしまっているのかもしれません。
この人は仕事のために生きてるんか?と思ってしまうような人も実際にはいました。
絶対に会社の社畜になってはいけません。
なぜ彼らは会社の犬になってしまったのか、社畜になりやすい人の特徴をまとめていきたいと思います。
一つでも当てはまる人はすでに【社畜】かもしれませんよ・・・。
社畜になりやすい人の特徴
社畜になりやすい人の特徴としては大きく5つに分けられます。
・上に従順な人
・給料ばかりに目が行ってしまう人
・仕事を選べない人
・自己陶酔しやすい人
自分の気持ちを出せない人
仕事や上司に対して言いたい事があっても、言葉や行動できない人は社畜になりやすいです。
上司から「残業してね」「あれやっといてね」と言われても、反抗する事も出来ずに「わかりました」となんでもかんでも受け入れてしまう。
どんなに不満があっても周りの視線を気にしてしまうため、言葉にできず、そして辞めることもできずに仕事を続けてしまいます。
最悪の場合は、そのままうつ病などの精神病にもなりやすいタイプです。
入社したての人や優しい性格の人なんかは気を付けたほうがいいと思います。
上に従順な人
「上の言う事は絶対」「従っていればなんとかなる」こういった上の立場の人に従順な人も社畜になりやすいです。
尻尾を振って従う犬、ようするに「イエスマン」。
学生時代に運動部経験者などであれば、特にそういう傾向があります。
従う事は間違いではありませんが、それがエスカレートしていけば「休みは俺に従え」「よし○○ゴルフ行くぞ」と上司が休みの日まで干渉してくるようになってしまいます。
それを当たり前と思い「はい、わかりました!」と返事してしまうようになれば完全なる社畜です。
給料ばかりに目が行ってしまう人
給料ばかりに目がいき、金額が高ければ満足してしまう人も社畜になりやすいです。
どんなに休みが少なくても残業が多くても、その分の給料が支払われていれば「今月給料高いじゃん!」と満足してしまいます。
でもこれは働いた分支払われているだけなので、決して高いわけでもなく、金額だけ見てしまい「給料がいい」と錯覚を起こしているのです。
会社の良い餌で釣られているだけ。
そしてそこに満足してしまい辞められなくなり、どんなに過酷であっても社畜として生きていくはめになります。
仕事を選べない人
求人がなかったり、年齢的に仕事が選べない人が社畜になってしまう傾向があります。
学生であれば、好きな会社・有名大企業など自由に選べますが、一度退職した中途や30歳を超えた求職者などは仕事を選べずにブラック企業と言われる会社に就く事しかできなくなるのです。
そこしか仕事がないと思えばどんなに過酷でも辞められず、そのまま社畜として働かざる負えません。
仕事が選べない弱みにつけこんで酷使してくるのがブラック企業です。
自己陶酔しやすい人
「仕事過酷だけど、俺頑張ってる!」など、過酷な仕事に耐えている自分に酔っている人、いわゆる自己陶酔しやすい人も社畜になりやすいです。
どんなに仕事が過酷であっても自分で自分を褒めたりして、追い込まれれば追い込まれるほどその状況を面白いと感じてしまいます。
厨二病的な人も要注意ですね。
この他にも社畜になりやすい人の特徴というのはあるかと思いますが、この5つに少しでも当てはまるようなら、すでに社畜かもしれませんよ?
社畜の末路
一度社畜になってしまうと普通の人との感覚にズレが生じます。
例えば「休日」。
普通の人なら週休2日制じゃないと文句を言ったりするものですが、社畜になってしまった人は月4回以下の休みでも満足してしまいます。
最初は嫌だという気持ちがありますが、徐々に休みが少ないことに慣れてしまうのです。
日本にはこういう企業が多くあり、「こんなの当たり前」と思っている方も多いと思います。
しかしこの過重労働で命を落としてしまう人もいるということを頭に入れておいてください。
これは他人事ではありません。
そして社畜になると私生活にも徐々に影響がでてきます。
例えば、休みの日も落ち着かず仕事の事ばかり考えてしまったり、仕事優先という気持ちから友人・恋人・最悪家族すらも見捨ててしまう場合もあります。
残業が多く休日も会社から呼ばれ続け、そのせいで離婚するなんてのもあるみたいです。
趣味があったとしても仕事の事で頭がいっぱいになり、夕暮れとともに「明日の仕事の準備しないと」という気持ちにもなってしまいます。
そして社畜の末路としては、気付かないうちにうつ病やパニック障害などの精神病になっている場合もあります。
自分が社畜であるかどうかすら分からない人も多いため、気づいたころにはもう手遅れなんてことも少なくありません。
とにかく私が言えることは、まず自分が「社畜」と気付く事。
そして躊躇わずに行動する事。
これが大事だと思っています。
社畜にならないために大事なこと
誰しもが最初から社畜になりたくてなっているわけではなく、気づいた時には社畜、もしくは気づかないうちに社畜になっている場合があります。
そうならないためにも、以下の2つは守ってください。
・逃げ場所を作っておく
社畜になってしまうと自分の時間は失われ、いくら休みであっても仕事の事で頭がいっぱいになってしまうと思います。
ですが、それは絶対にいけません。
休みなのであれば仕事のことはキッパリ忘れて、遊びとか趣味の事だけを考えましょう。
どんなに苦しいことがあっても気持ちの切り替えは大事です。
そしていつでも仕事から逃げられるように、実家でもいいしゲーセンとかでもいいので自分の逃げ場所も作っておきましょう。
社畜施行な人ほど「仕事から逃げられない」と思いがちですが、全然そんなことはありません。
むしろ仕事ってそんなに重要なことですか?
私は仕事=金稼ぎの手段にしか思っていませんし、必死こいて仕事したいとも思っていません。
それくらい気楽な気持ちで良いし、しんどいと思ったら時にはズル休みしたっていいと思います。
会社をズル休みすることは悪い事ではない理由【うまく休む方法も!】
社畜になるくらいだったら仕事を辞めることだって大切なことです。
自分が社畜なのかどうか分からない時は、一つずつチェックしてみてください。
残業・休日・給料・上司との人間関係などを一つずつオカシイと思うような事がないかを胸に手を当てて考えてみるとよいでしょう。
「自分は社畜」と気付くだけでも最悪の自体は免れると思うし、社畜から抜ける方法はいくらでもあるので、自分自身を守ることができるはずです。
仕事するのは誰のためですか?
会社のためでしょうか?
いえ違います、自分のためなのです。
自分のために働いて、それが結果として会社のためになっているのです。
それを勘違いしてはいけません。
この記事を読んでいるみなさんに伝えたい事は、とにかく「絶対に社畜、会社の犬になるな!」この一言に尽きます。
もし、会社の犬になってしまったと思ったら、時には飼い主に噛みつくくらいの気持ちでもいいと思います。
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