底辺企業の特徴5選【入社前に見抜く方法も】
色んな底辺企業を経験しました、カスカスです。
さて日本には約360万社の企業があると言われています。※2021年データ
それだけあるということは色んな企業があるわけで、中には『底辺企業』と呼ばれる企業も存在します。
一般的には【ブラック企業】とも言う。
底辺企業に勤めていると精神的に追い詰められるだけでなく、将来的には倒産する可能性も高いため、一つもいいことありません。
この記事では、
・転職したいけど底辺企業だったらどうしよ
なんて方のために、『底辺企業の特徴』と『底辺企業を見抜く方法』をまとめます。
底辺企業の特徴5選
底辺企業の特徴を5つ挙げてみます。
ここであげた特徴に該当するからといって必ずしも底辺企業とは限らないので、参考程度にお願いします。
給料が低い
一つ目は『給料が低い』ってことです。
給料が低いという事は、
・社長がケチ
のどちらかに該当します。
+αで『ボーナスがない』と、底辺企業確定でしょう。
ただ業種や地域によっても給料に差があるので、どの程度が低いか高いかの判断は難しいと思います。
なので参考にするべきは、
・友人、知人の年収
※できれば同じ業種もしくは学歴
です。
明らかに周りと給料差がある場合は、底辺企業に勤めている可能性があります。
給料が上がらない
先ほど挙げた『給料が低い』というのは、一般的な企業であれば昇給があるので後々改善されます。
しかし、
・昇給はないって言われた
といった『給料が上がらない企業』は、底辺企業かもしれません。
経済産業省の【中小企業の雇用状況に関する調査】によれば、企業が昇給する理由として、
2位:業績回復・向上
だったそうです。
つまり昇給がないということは、
・業績が悪い
ということにも繋がります。
人間関係が糞悪い
3つ目は『人間関係が糞悪い』企業。
人間関係は複雑なので、どんな優良企業でも人間関係問題は抱えています。
がしかし、底辺企業は人間関係が“糞”悪いです。
・噂話
・いじめ
・喧嘩
これらが当たり前。
社外で酒を片手に愚痴を言うのはいいとしても、底辺企業は社内で当たり前のように悪口が飛び交います。
上司が糞
『上司が糞』なのも底辺企業の特徴。
例えば、
・上司によるパワハラ、セクハラ
・上司によるプライベートへの干渉
こういったのがあれば、ド底辺企業になってしまいます。
役職の付いている上司は、その企業から選ばれた人材であり、会社を映す鏡みたいなもの。
その上司が糞なのであれば、企業も糞。
サービス残業は当たり前
業種によっては、かなりの残業をせざるを得ない企業もあると思いますが、ちゃんと残業代が支払われているなら問題ないでしょう。
しかし中には残業代が支払われない“サービス残業”というのがあり、『サービス残業が当たり前』となっている企業は底辺企業です。
・周りがサービス残業していて帰りにくい
酷い所だと定時に退勤のタイムカードを打刻させ、その後働かせる企業もあります。
労働基準法には、
(時間外、休日及び深夜の割増賃金)
第三十七条 使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
とあり、サービス残業は違法行為。
その違法行為を平然と行っている企業は、底辺と言わざるを得ないでしょう。
底辺企業を見抜く5つの方法
底辺企業は、
2. 給料が上がらない
3. 人間関係が糞悪い
4. 上司が糞
5. サービス残業は当たり前
これらを参考にすれば見抜けるはずです。
しかし底辺企業は、外部の人間に対しては底辺行為を隠す傾向です。
なので事前に見抜くことが大事。
職場の雰囲気がいい
良い企業・悪い企業というのは、職場の雰囲気で分かります。
・社員が生き生きしている
・笑顔に偽りがない
悪い企業
・重たい空気が流れている
・ビジネス笑顔
挨拶がない
底辺企業は“基本”がなっていないことが多いです。
・誰にでも挨拶
悪い企業
・挨拶しない
変な噂が絶えない
底辺企業は変な噂が絶えません。
検索窓に企業名を入力し、
企業名+パワハラ
企業名+自〇
などといったワードが出てきたら要注意。
入れ替わりが激しい
底辺企業は人間関係が糞悪いので辞める人が多く、社員の入れ替わりが激しいのも特徴。
・何年も求人を出している企業
は要注意かもしれません。
家族経営
経験上ですが、家族経営をしている企業は底辺企業である可能性が高いです。
・好き嫌いで評価
・経営方針が二転三転
など
大手企業でも一族経営がありますが、外部からの目があります。
しかし中小企業の家族経営は、外部の目が遮断されているので底辺になりやすいです。
底辺企業の特徴まとめ
ここで挙げた、
2. 給料が上がらない
3. 人間関係が糞悪い
4. 上司が糞
5. サービス残業は当たり前
に当てはまる企業は底辺企業かもしれません。
もちろん職種・企業規模によっては仕方ない場合もありますが、少なくとも③④⑤に当てはまっていれば底辺と言わざるを得ないでしょう。
そして、入社前に底辺企業を見抜く方法としては、
・挨拶がない
・変な噂が絶えない
・入れ替わりが激しい
・家族経営
といったことが参考になると思います。
底辺企業だからダメってわけではありません。
そこで一生懸命働いている人だっているわけですし、別なメリットがある場合もあります。
しかし、底辺企業にいることで自分自身も底辺思考になってしまう可能性もあります。
自分が勤めている、もしくは勤めようとしている企業に少しでも違和感を感じたのなら、上記のことを参考にして底辺企業かどうかを見抜いてください。
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